フィールド249 ページ25
つい先月並中へ転入してきたエリオット・オリバーちゃんだった。
まあ、多分あの名前は仮名だろう。
ティア「ぼ、僕へのプレゼント…??」
ベル「んなわけねーだろ。ボスが気まぐれで連れてきた」
ティア「んふふ♡そっかぁ。
あ、本当の名前はトリスティア。嘘ついてごめんね」
貴方「大丈夫」
すると、トリスティアは手を差し出してきた。
…?握手かなにかだろうか。無意識でその手を取った途端、勢いよく引っ張られた。
貴方「ぅえい!?」
ティア「あぁぁ…やっぱりいつ見ても綺麗な目をしてるね♡
かわいいよ。ずっと見てたい。この目が僕以外を写さないようにしたい。
どうしよう、興奮してきちゃった…♡」
え、無理無理。ベル助けて。
ベルに助けを求めるよう見るものの、「オレしーらね♪」と言われてしまった。きっと今後の展開を楽しんでいるのだろうか。
こいつ絶対性格悪い!!←
すると頭を掴まれてぐるりと首を回される。
思ったよりトリスティアとの距離が近くて驚いた。
ティア「なんでベルなんか見るの。ベルより僕を見てよ。ずっと見てよ。なんで他の人間なんか見るの。
ねえなんで。なんで、なんで、なんでなんでなんで」
多分無意識だろう。
私の首を締め始め、「なんで」と問う事にきつくきつく締めていく。
スク「ティア!そのへんにしねーと…」
貴方「ダメだよ、そんなに首絞めたら。死んじゃうよ?」
トリスティアが首を絞めていた私が砂のように塵となって消えていく。
そして私はソファーの背からひょっこりと顔を出した。
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作者名:クレヨン | 作成日時:2020年9月21日 5時