【リボーン】三浦ハルに成り代わった少女は世界一のサバゲーマー PART6【成り代わり】 (ページ22)

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フィールド246 ページ22

ルッス「見えてきたわよ」

今ではすっかり景色は変わり、民家の屋根ではなく森の中を走っていた時だった。
ルッスーリアさんがそう教えてくれた。

ルッス「ほら、目の前の建物よぉ」

見てみるとそこには、黒レンガを基調とした中世ヨーロッパにでもありそうな建物があった。
え、なにあれ。お城建ってますやん…??←

貴方「え、あ、あれ…?」

ルッス「そうよ。本部よりは小さいけど、まあ仮だから仕方ないわ」

いや、違う。そういうことじゃない。
そう言えばと昔VARIAの拠点に行ったことを思い出す。

馬鹿みたいにデカかったな…セレブ怖←

ルッス「はい、到着よ♡」

貴方「すみません、ありがとうございました」

ルッス「いいのよ、気にしないでちょうだい」

そう言って優しく頭を撫でてくれた。
ま、ママやぁ…!

ルッス「さ、入りましょ」

私の右手を優しく握り、そう声をかける。
男の人相手には少し緊張してしまうが、なぜかルッスーリアさんにはそんなことはない。

オネエだからかな。オネエパワーだ。
そんな馬鹿なことを考えながら、ルッスーリアさんに手を引かれてVARIAの拠点へと足を踏み入れた。

VARIAの仮拠点は外観もすごかったが、内観もすごかった。

7人にしては広すぎる空間。

月に照らされて怪しく光るシャンデリア

きっとウン十万もするであろうインテリアの数々

こんなのが仮だなんて、とセレブへの恐怖心が増す←
……あれ?そう言えば、なんで私呼ばれたんだ?←←

ぼぉっと壁を見ながら考えていると、ルッスーリアさんに好きなところに座るよう声をかけられた。
ルッスーリアさん優しくて好き←

好きなところって言われてもなあ…。
目の前には3人がけのソファーと2人がけのソファーが1つずつ、1人がけのソファーが2つある。

多分XANXUSさんは1人がけだろう。イメージ的に←
あとスクアーロさんもNo.2だし、適当に1人がけだとして…。

初対面の人が隣に来る?
え、しんど←