フィールド156 ページ27
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骸「クフフフ。本当に苦手なんですね。桜」
その言葉と同時に部屋が明るくなり、天井に張り巡らされた桜が顕となる。
散った花弁がはらりと顔の前を過ぎていく。
貴方「ねえ、ヒバリン…」
雲雀「いい」
貴方「……は〜い」
代わろうか、と聞こうとしたら被せて拒否される。
そんな簡単な相手でもないんだけど…。
そう思いながらも、今のヒバリンに言っても聞かないのは分かっている。
見守って、ヤバくなったら勝手に代わろうと思い、壁に背を付けて腕を組む。
それからは予想通りにリンチ状態。むっくんが一方的にヒバリンを攻撃している。
流石に見るに堪えなくて目を伏せたくなる。
骸「なぜ桜に弱いことを知っているのか?って顔ですね。
さて、なぜでしょう」
むっくんは掴んでいたヒバリンの髪を離し、そう問いかける。
しかし、ヒバリンは何も言わず、ただむっくんを鋭く睨みつけた。
骸「おや?もしかして、桜さえなければと思ってますか?
それは勘違いですよ。君レベルの男は何人も見てきたし、幾度も葬ってきた。
地獄のような場所でね」
そう言って穏やかな笑みを浮かべるむっくんに、やっぱり美人だなぁと感じる。
「さあ、続けましょう」ヒバリンへのリンチを再開しようとした時、殴ろうとしたむっくんの手を掴んだ。
貴方「まあまあ、その辺にしてくんない?」
骸「おや?次はあなたですか?」
止めに入った私に、入って来るなって言ったのにと言いたげな顔を向ける。
そんな睨まないでよ。
貴方「酷いなぁ。せっかく助けたんだから。
不服だとしてもこの状況じゃあ、ヒバリンが圧倒的に不利なのは分かるでしょ?」
図星だったのか、むくりと立ち上がって私にトンファーで攻撃してくるヒバリン←
おいコラ、こっちは味方やぞ←
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クレヨン(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます｡°(°´∀`°)°｡亀並の更新速度ですが、今後ともよろしくお願い致します!! (2020年2月26日 19時) (
レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - 遅めかもですが、続編おめでとうございます!いつも、楽しく読ませてもらってます。更新頑張って下さい! (2020年1月13日 14時) (レス) id: 1e0ed71094 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレヨン | 作成日時：2019年12月23日 12時
