フィールド98 ページ14
−京子side−
Aちゃんは少し奥の方に行って、焚き火の準備をしようとする。
こんな危機的状況なのに、Aちゃんは3分クッキングのBGMを鼻歌で歌いながら作業をしていた←
貴方「あ、京子ちゃん!
京子ちゃんの持ってた雑誌、ちょっと破っていいかな?」
少しぼーっとしてしまっていたから、突然名前を呼ばれて少し驚いた。
京子「え、あ、いいよ?」
焚き火に紙って使うんだなあって思いながら雑誌を小走りでAちゃんに届けた。
受け取ったAちゃんは2枚ほど破って小枝の上に置いて、その上にAちゃんの携帯電話を置いた。
京子「…え?携帯電話??」
そして、次の瞬間、Aちゃんが携帯電話を石でガンガンと叩き始めた。
突然の状況に戸惑って、気でも狂ったのかと思って止めようとした。
すると……
ﾎﾞﾝｯ
小さく爆発したと思ったら目の前には焚き火ができていた。
貴方「ぉわっ!」
京子「!!大丈夫?!」
貴方「平気平気〜」
そう言いながら、携帯電話を抑えていた手の人差し指の側面をつばで舐めながら言った。
多分火傷したんだと思う。
何か冷やす物…そう思っても冷やす物をなんて都合よく持っておらず、私の行動に察したAちゃんは「本当、大丈夫だよ」と、いつもみたいにふにゃりと笑いながら言った。
そんな自分にすごく腹が立った。
Aちゃんはここがどこかもわからなくて、しかも私のせいでこんなことになってるのに、最善を尽くして私にまで気遣ってくれた。
反対に私は、いまだに頭の中の整理が追いついてなくて、しかもサバイバルの知識なんて点でないものだから、完全にAちゃんの足手まといになっていた。
京子「…ごめんね、Aちゃん……」
気付いたら、そんな言葉が口から出ていた。
○ ● ○ ●
作者自身、焚き火のやり方なんて知りませんし、夢主さんがやっていた方法でできるかもわかりません。
作者の想像です。
そして、2ヶ月以上もの間、更新してなくてすみませんでした！！！
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フラン(プロフ) - あと、とても面白いのでこれからも頑張ってください応援してます (2020年2月26日 20時) (
レス) id: 7d65112f96 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - フランさん» 本当だ!!間違えてました…。ご指摘ありがとうございます! (2020年2月26日 18時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 113の元カノって元カレではないでしょうか？ (2020年2月20日 15時) (レス) id: 7d65112f96 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！いえいえ、高校二年生ですよ (2018年10月9日 23時) (レス) id: b081aef007 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 楽しみにしてます。あと高校生一年ですか？ (2018年9月21日 18時) (レス) id: a519c23634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレヨン | 作成日時：2017年6月29日 15時
