フィールド97 ページ13
まさかの県外じゃねぇか!!
どうりでない訳だよ!!
京子ちゃん天然すぎかよ!可愛いなぁ!!←
京子「えぇ?!嘘!
ごめんね、Aちゃん!私が見落としてたばかりに…」
貴方「大丈夫だよ」
そう言って、申し訳なさそうに謝る京子ちゃんの頭を撫でる。
さて、まずここがどこか把握しなくちゃなぁ…。
そう思った矢先、私の頬に1滴の水が落ちてきた。
それが雨だとわかるのにはそう時間はかからず、すぐ京子ちゃんに自分が着ていたコートを覆わせて、雨宿りできそうなところを探した。
生憎、天気予報では雨だなんて一言も言われてなかったものだから、傘など持っていないのである。
貴方「どっかに雨宿りできそうな場所…」
京子「………!Aちゃん!!あそこは?!」
京子ちゃんが指差したのは小さな洞窟。
色々思ったことはあったが、一先ず風風邪をひかないためにそこまで走った。
貴方「大丈夫だったか?」
京子ちゃんに被せたコートを取って、少ししぼりながら言った。
京子「うん。
ごめんね、コートが…」
貴方「ああ、コートぐらいなんてことないよ。
乾かせばいいしね」
しかし、何か食べられる物を持ってきておけばよかったなぁ…。
腕時計で時計を確認すると、約2時間後には昼時となる。
勿論お腹は空いてくる訳だが、この雨がいつ止むかもわからない。
最悪今日1日ここから動けないかもしれないのだ。
京子「あ!私ね、鞄の中にチョコレートがあるの!!」
……この子は神か…←
しかも、持ってたのがチョコって……ありがたすぎる…。
私の中で京子ちゃんが天使から女神に昇格したわ←
京子「あ、雨が…」
貴方「おっ!思ったより早くにあがったな〜(ﾆｯ」
雨宿りから数十分後、案外早くに雨は止んだ。
そして、私はすぐさま外に出て携帯電話を出して、誰か呼ぼうと思った。
だが…
貴方「チッ、圏外か……」
まあ、そもそも望みは薄かったからなぁ。
京子「ヘックチュ…!」
唐突に聞こえた可愛らしいくしゃみ。
ああそうか、コート被せたけど雨に濡れたわ、そもそも季節が冬だわで寒いよな。
そう思い、すぐ足元にあった小枝を大量に集めて、京子ちゃんの場所に戻った。
京子「??どうしたの?」
急な私の行動に意図がわからなかったのか、京子ちゃんは首を傾げた。
貴方「いや何、焚き火を作ろうと思ってね。
このままじゃあ風邪ひいちゃうでしょ?」
京子ちゃんは私の考えに「なるほど!」と言った。
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フラン(プロフ) - あと、とても面白いのでこれからも頑張ってください応援してます (2020年2月26日 20時) (
レス) id: 7d65112f96 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - フランさん» 本当だ!!間違えてました…。ご指摘ありがとうございます! (2020年2月26日 18時) (レス) id: a4b8bb2401 (このIDを非表示/違反報告)
フラン(プロフ) - 113の元カノって元カレではないでしょうか？ (2020年2月20日 15時) (レス) id: 7d65112f96 (このIDを非表示/違反報告)
クレヨン(プロフ) - 鈴さん» ありがとうございます！いえいえ、高校二年生ですよ (2018年10月9日 23時) (レス) id: b081aef007 (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - 楽しみにしてます。あと高校生一年ですか？ (2018年9月21日 18時) (レス) id: a519c23634 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレヨン | 作成日時：2017年6月29日 15時
