20 脳筋乙女と合格と ページ23
受験結果の通知が来る日にオールマイトから合格を告げられた。
絶対ダメだと思ったのに、無事合格していた。
僕は今、凄く嬉しい。
思わずAちゃんの家に押し掛ける程度には浮かれていた。
･･･いやこの時は本当にテンションがおかしかったとしかいいようがないというか。
Aちゃんの家は僕の家の後ろにある。
サーヴァントがえぐいくらいいるAちゃんの家はでかかった。
今は何をしているのかというとAちゃんの家に上がらせてもらい飲み物を飲んでいる。
まだ受験結果はお知らせできていない。何をやってるんだ早くして。
「出久、受験結果はどうだったの？」
先にAちゃんに言われてしまった。
下手したら地雷かもなんて不安に思う質問をサラッと聞くあたりAちゃんらしい。
『確かに気になるわ！ねぇイズク、どうだったの？』
『教えてー！』
ナーサリーちゃんとジャックちゃんが身を乗り出す。
ここはAちゃんの家なのでサーヴァント全員がいる。
「合格、だったよ。
無事に合格出来たんだよ、Aちゃん」
現実がまだ受け止めきれない。
嬉しくなって噛み締めるように言うと、Aちゃんはそっかと笑った。
「私も合格したよ、出久。
試験中に何度も担当官から本当に人間かとか女子化とか聞かれたけど」
「」
な、なんか予想通りだったというか。
Aちゃんは一体何をしでかしてきたんだろう。
『ふははは！余のおかげの結果だな！！』
「どんなことをしてきたの？」
部屋に入ってきたのはオジマンディアス王。
ちなみに言っておくが、彼らは今霊体化である。
霊体化を解いたことはごく稀でしかないらしい。
何故かと理由を聞くと霊体化を解いてもAちゃんは見えないらしいからだった。
「あー･･･。たしか、体力テストやったあと1kmの障害物競走やった」
「1キロ！？す、凄いね･･･！」
「でも私最後の絶壁をどう破壊したか覚えてないんだよね」
･･･うん？破壊？ホワッツ？
ナーサリーちゃん達にうるさいと言われながらも笑うオジマンディアス王に目を向ける。
なんとなく原因はこの人だと理解出来た。
その後はエミヤさん特製のお菓子を頂いた。
Aちゃんはそのお菓子をお手伝いさんが作ってくれたと勘違いしていた。
彼らには強く生きてほしい。
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きゅうり - 物凄く好きです。もう更新はなさらないんですか？ (4月5日 15時) (
レス) id: bfccae0caf (このIDを非表示/違反報告)
シツ(プロフ) - 立てばイケメン喋れば残念戦う姿はバスターゴリラ(？)ガウェイン強いですよねー (2020年6月14日 19時) (レス) id: 0ba0375d27 (このIDを非表示/違反報告)
てひつる - りさこさん» コメントありがとうございます！第六特異点ほんとにキツかったです…。ありがとうフレンドのエウリュアレちゃん…。今後ともよろしくお願いします！ (2020年1月3日 18時) (レス) id: 59b0e3aa20 (このIDを非表示/違反報告)
てひつる - Yuki@萌え探求者さん» コメントありがとうございます！初見で面白いと思っていただけて本当に嬉しかったです…！更新は気まぐれになってしまいますが、気長にお待ちください！ (2020年1月3日 18時) (レス) id: 59b0e3aa20 (このIDを非表示/違反報告)
てひつる - とろけるチーズさん» コメントありがとうございます！お待たせしてしまって申し訳ないです…。ゆっくり自分のペースで更新していきたいと思うので、気長にお付き合いください！ (2020年1月3日 17時) (レス) id: 59b0e3aa20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てひつる | 作成日時：2018年3月11日 10時
