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f「うんうん、そう。来れる？」
誰かと電話するふっかさんと、
最後のお客さんをお見送りする私達3人。
後片付けも終わらせて
お店の閉め作業もやって。
ただ、あまり食欲がなくて。
食べやすいうどんにしたんだけど、
なんて言うふっかさんに申し訳なかったから賄いは貰う。
普段うどんのストックなんて無いのに。
買い出しに行ってくれてた翔太くんが
わざわざ買ってきてくれてたんだろうな、
なんて、そんなことを思うとまた心に沁みた。
ここは本当に心が温かくなる場所。
w「A、どう？」
「ん？」
w「痛み、ましになった？」
「うん、さっきよりは。多分夕方に飲んだ薬が効いてきたのかな」
目の前に座るラウちゃんが
明らかに心配そうな顔で見てくるから思わず笑ってしまって。
「大丈夫だよ、ラウちゃん。ありがとう」
r「ううん、心配するのは当たり前」
「優しいねえ」
頭を撫でてあげると
少し照れながら微笑むラウちゃんにギュン。
可愛すぎる。
w「ふっか、照来れるって？」
f「おん」
翔太くんの前に座るふっかさんに翔太くんが問いかける。
何で照くん？って聞こうとしたけど、
その前に話が進む。
w「良かった良かった。ここ駐車場ねえのまじで不便」
f「俺は変わんねえけど」
r「ふっかさん免許持ってないもんね」
そうなんだ。
知らないことがまた新たに出てきた。
で、
「何で照くん？」
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作者名：ほたる | 作成日時：2021年7月17日 22時
