幼馴染からの愛が重くなってる件について2

episode53 ページ11

振り返り苦笑いする万次郎

ド「小がねぇなマイキーは」
そんなこと言いながらもドラケンも笑ってる

『スッキリした〜！流石万次郎！！』

なんて話してれば後ろで瓶の割れる音が聞こえる

「『！？』」

長「あああああ"あ"あ"！！！」

長内が叫びながら割れた瓶を万次郎に向けて走り出した

タ「長内！！」

ド「あぶねぇマイキー！！」

『万次郎！！』

咄嗟にドラケンが長内とマイキーの間に入る

タ「え！？ドラケン！？」


長「うらぁあ！！！」
振り上げられた瓶


しかしそれは当たる前にドラケンが瓶を持ってる手を抑え膝が長内の鳩尾へと入っていた

ド「長内、、テメーがなんで負けたのか教えてやるよ
不良の道を外れたからだ」


聞こえてるかわからないが長内へと話し出すドラケン

だがそのとき視界の端で一人の男が鉄パイプを持ちこちらへ走ってくる

「ああ"あ"あ"！！！」

！？こんなの原作にはなかったなんで！？！？


マイキーへと振り上げられた鉄パイプ

私の体はすぐに動いた


『っ！！』


走った勢いのまま飛びそのまま回し蹴りをした

「う"っ！！」


何とか間に合い私の蹴りはソイツの首に当たった

折れてないよね、、？


マ「加奈！！」


『万次郎！大丈夫だった！？』

私に駆け寄る万次郎
その顔は苦しそうに歪められてた
なんでそんな顔するの、、？

マ「無茶すんな あのくらいなら止められるから」


『わかってるけど体が動いちゃった、、笑』


長内はドラケンに もう一人は私に一撃でのされた


愛美愛主誰も何も言えない
その中で

「こいつらやべー」

「マジで中坊かよ、、」

なんて声が聞こえた

こちらに一度視線を移したドラケンがもう一度愛美愛主を見る

ド「テメェらの頭は東卍のマイキーがのした！！文句あるやついるかぁ！？いねぇなら今日から愛美愛主は東京卍會の傘下とする！！」


皆誰も言えない
私達の勝ちだ

パトカーの音が聞こえる


ド「やべ、警察だ」

タ「え！？警察！？」

ぺ「オレらの勝利祝いに来たのかぁ」


マ「逃げんぞタケミっち！」
勝ちを確信しあとはもうここから逃げるだけ
皆の表情も柔らかくなっていく
一人を除いて


ド「おい！愛美愛主！自分等だけ逃げようとしてんじゃねぇよ 長内に肩かしてやれ」


『あ、この人もー！名前わからないけど貸してあげて！』
私は自分が蹴り飛ばした人を起こそうとした

目を逸らしたんだ長内から
大丈夫だって思ってたから


グサッ



『、、パーちん、、？』

episode54→←episode52

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す