ドS彼氏と甘い日常【名前変換オリジナル】

3話 ページ4

「でも、あの、いろいろあなたの噂を耳にして、つい言ってしまっただけなので、気にしないでください！」



ああぁ！！もう！私何言ってんの〜……！！！






「え……？」






気がついたら宏っていう人の顔が目の前にせまってた







「俺の噂って、なに？」





耳元で呟かれて、




体が震えた。





「え……と……あの……」








だめだ。何も言葉が出てこない







「と、とりあえず今回のことは申し訳ありませんでした！！！」






私はその場からさくらを連れて逃げ出した







これは世間一般でいう言い逃げ、というやつなのだろうか






「A……今のは、ちょっとまずかったんじゃない？」






「うぅ……さくらぁ……！！あの人絶対怖い人だったよね！？目とか付けられてお金請求されないよね！？」






涙がどんどん出てきた……








「きっと大丈夫だよ！世の中そんか悪い人は1握りしかいないよ」







「……うん！そうだよね！きっと大丈夫……」








単純な私はさくらの一言でなぜか安心した








安心したのはつかの間。








学校の校門前にあいつは立ってた。






まるで誰かを待っているかのように

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