23 ページ23
．
TH side
目の前の赤ちゃんはどうやらなんでも口に入れたいらしい。リモコンやら、テーブルの角やらを躊躇せずチュパチュパしてる。
ダメだよーっと注意しても、ニコニコとされるから可愛いなぁ
リビングで赤ちゃんとじゃれてる先には皆が、難しい顔してる。
なーんかさっきから皆の話がややこしくなっている気がするなぁ。
「この子を面倒みたことが悪い事なんて俺は思わないよ」
NJ「テヒョナ、悪いなんて言ってないよ」
「この子が俺たちの前に来たって事は、もしかしたらこの子は捨てられたかもじゃん。……警察にも言えないなら、親が見つかるまで俺たちで育てようよ」
MG「テヒョナ、そんな簡単な事じゃないんだ！」
いつもは温厚なマネヒョンだけど、珍しく声を荒げる
「なんで？すごくシンプルな事ですよ、ヒョン」
静まり返るリビングとは対照的に赤ちゃんの楽しそうな声がする
JM「……俺もテヒョナに賛成です。こんな寒空の中赤ちゃんを手放すなんてできません。」
JK「……僕もヒョンの意見に賛成です。」
HS「確かに、グループの事も大事だけど、このままこの子とお別れしたらモヤモヤするよね」
マネヒョンはハァとため息をついて、俺たちをみつめる
MG「俺には、お前たちを守る義務がある。だからそんな危険な事させられない」
今まで見た中で一番困惑した表情をするマネヒョンをみて、悲しくなる。
俺は何か間違った事を言っているのかな
JN「マネヒョンの言う事もわかるし、…複雑だね。……でも、テヒョンの言う通り、目の前に困っている人がいたら助けたいなぁ。」
YG「マネヒョン、とりあえずやれるだけの事は調べてください。防犯カメラや入館記録とか。あとは、いなくなった赤ちゃんの届け出がないか。やるだけやって、もう一度話し合いましょう。」
NJ「グループを守る義務は俺にも、俺たちにもあります。うん。とりあえず今日もスケジュールあるし、それどうするか考えましょう」
俺の意見を後押ししてくれたのは、皆だった
マネヒョンはしばらく黙り込んでいたけど、
MG「……ハァァァ……わかったよ。とりあえず調べてみるよ。」
項垂れたままポツリと言った。
よかった！
思わず、目の前のこの子をギューーと抱きしめたら、ニコニコと笑ってくれた！！！
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
karasuhage(プロフ) - 面白いです！ (2019年10月12日 21時) (
レス) id: d7084f8894 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ＢＴＳ大好きでテテオッパとグクオッパ大好きです最高です (2018年12月9日 14時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
ようよう(プロフ) - うらんさん» コメントありがとうございます。励みになります！更新少しずつですが、頑張ります！ (2018年9月30日 20時) (レス) id: b14d45e9ba (このIDを非表示/違反報告)
ようよう(プロフ) - CARAT wonwooさん» コメントありがとうございます。嬉しいお言葉！少しずつですが更新がんばります！ (2018年9月30日 20時) (レス) id: b14d45e9ba (このIDを非表示/違反報告)
うらん(プロフ) - とても面白いです！更新楽しみにしております！ (2018年9月30日 18時) (レス) id: 13b2fb3d4c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：頼 | 作成日時：2018年9月19日 0時
