なんかカオスな短編集!!【ヘタリア】

21.そんなの関係ねぇ【中国】*甘 ページ21

私は身長が高い

それが何よりも小さい頃からのコンプレックス

昔初めて好きな人に勇気を出して告白したとき自分より背が高い女は無理だ、と断られてしまった

その時から私は自分に自信が持てなくなってしまった

でも、貴方は違った

中国「Aー!遅れてすまないある!」
『ううん、私も今来た所』

今日は貴方とのデート

張り切って可愛いワンピース…といきたかったが、背が高い私はガーリーなものは似合わない。勿論、ヒールも履けない

中国「今日はGパンにお洒落なシャツあるか!大人っぽくていいと思うあるよ!可愛いある!」
『あ、ありがとう…///』
中国「それじゃあ、いくある!」
赤面した私の手を引っ張り、彼はデート場所である遊園地へ向かった

中国「着いたあるよ〜!」
『わぁ…』
中国「ここには人気の“あとらくしょん”がたっくさんあるある!!楽しむよろし!」
『うん!中国、あれ乗りたい!』

私達はとても楽しい時を過ごしていた


中国「ふぅ〜、堪能したある〜」
『お腹も空いてきたし、そろそろお昼にしよっか』

近くにあったお店に入ろうとしたときあるカップルが見えた

それはどこにでもいる幸せそうなカップルだった

男性と小さくて小柄な可愛い女性が腕を組んでいた

どこにでもいる普通のカップル

そう、これが“普通”なんだ

私の身長は172cm、中国の身長が169cm

どう考えても“普通のカップル”とは言いがたい

彼女のほうが高いなんて…

中国「…?どうしたあるか?」
『え?』
中国「何か悩みごとでもあるあるか」
『…』
やっぱり凄いや、中国は…
『わ、私で…本当によかったの…?』
中国「…は?」
『ほら…やっぱり隣を歩く女の子って背が男性より小さいのが良いじゃん。私って中国より背が高いし、本当は中国が好きな可愛い系の服とか着れないし…それで…その…』
中国「…確かに、我は自分より背が小さい女の方がいいある」
『…』
中国「でも、背が高い低いでAの価値って上下するものあるか?」
『!』
中国「我はAが好きあるよ、背が高くても、低くても、どんな形であれAには変わりないあるからな。そんなの関係ねぇある」
『中国…』
中国「こんなにも可愛いくて優しい女はそうそういないある!我には勿体ねぇあるよ!」

『ありがとね…私、中国のそういう所本当に好きだよ』
中国「あ、あいやぁ〜て、照れるあるよ…///」

『(クス…)お店、入ろ?///』
彼の手を引いた

優しいのは…君だよ

これからもずっと…大好き

22.賭け事【マカオ】*激甘→←20.作者は過ちをおかし た…(小説ではありません)

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