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【191】 僕にとって ページ13

鉄格子を開けて進めば左右に部屋、また奥に進む廊下がある

「これまた広そうやなぁ」


「いったい何時まで続くんだコノヤロー」


『まぁこれも脱出のためだからさ』


「頑張ろう兄ちゃん!」

例え脱出のためだと分かっていても
さっきから階段を上り下りしたり右左とウロウロして
一向に進歩が分からない現状に
不満が溜まっている事が目に見えて分かる

そろそろ休憩を入れたいけど時間をかけてもいられないし…

『はぁ…』


「Aちゃん?」

つい吐いた溜息を聞かれたのかイヴァンが話しかけてきた

『ん?』


「大丈夫?疲れた?休む?」


『いやいや!皆も頑張ってるし。僕が弱音を吐いてられないよ』


「そうだよねぇ…」

顎に手を当てて何か考えているようだ
どうかしたのだろうか?
しばらくして思い出したのか手を叩いてこちらを見る

「あ、そうだ!アルフレッド君がね?前言ってたんだけど」


『うん?』


「疲れた時とか、不安に感じる時は楽しいことを考えると良いって」


『楽しいこと…』

たしかにアルなら言いそうだなぁ
それにしても溜息一つでバレてしまうとは
おそろしやイヴァン

「ここを出たら何がしたいかって考えたでしょ?それと一緒だよ」


『あー、花火とかサドンデス枕投げとかの?』


「そうそう!菊君の家に皆でお泊りするの絶対楽しいと思うんだぁ」


『そうだね』


「Aちゃんにとって楽しいことって何がある?」

僕にとって楽しいこと、か
何があるだろう
こっちに来てからは、とにかく皆を助けたい一心で
精一杯だったからなぁ

…あ、でも

『皆と一緒にくだらない事喋ること、とかかな』

皆と喋っている時
この状況を忘れて、忘れちゃいけないって分かってるけど、
まるで昔から一緒にいたかのように錯覚するような、そんな気になる

「僕もAちゃんとお話しするの楽しいよ」


『ほんと?嬉しい。
 じゃあ、イヴァンにとって楽しいことって?』


「うーん…」

イヴァンは少し考えてから思い出すように話始めた



〜続く〜

【192】 イヴァンにとって→←【190】 流石ゲーマー



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ぷぅたま(プロフ) - 北海道さんさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けたようで作者としては嬉しい限りです。これからも面白いと言って頂けるよう頑張りたいと思います。また宜しければ見に来てください。 (9月8日 15時) (レス) id: 7b3ade6b65 (このIDを非表示/違反報告)
北海道さん - とても面白かったです。私もヘタリアを書いていますがこういう面白いのは書けていないので羨ましいです。更新頑張って下さい。 (9月3日 1時) (レス) id: b73a8dd09b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷぅ | 作成日時:2017年3月4日 3時

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