私立ヘタリア学園〜イギリスとの恋物語〜part３

１３２話　衣装合わせ ページ49

今日は生徒会室で、セレモニーの劇「シンデレラ」の衣装合わせ中。

イタリア「カボチャになーれっ」
ドイツ「イタリア！？」
日本「馬車になーれ、の間違いですねイタリア君」

中国「我カボチャにはなりたくねぇあるよ！」
ロシア「えー、似合うと思うけどなぁ」
中国「冗談じゃねぇある！」

フランス「…ロシア、お前、その声……」
ロシア「これ？僕、継母役だから、すこしでも近づけようと思ってトーン高め＾＾」
フランス「…やめたほうがいいと思うｚ」
ロシア「なんか言った？＾言＾」
フランス「……なんでもないです(涙目)」

ドイツ「…く、悪夢が…」
アメリカ「DDD！！このドレス、なかなかcuteじゃないか！」
トニー「……オレガイチバンニアッテル」

アメリカ「むむっ！？聞き捨てならないんだぞ、トニー！」
トニー「……」

日本「まぁまぁ、お二人とも。じゅうぶんお似合いですよ」
アメリカ「そっ、そうかい？」
トニー「……＾＾」

イギリス(単純だなぁ)

A「…着替え、終わったけど…」
イギリス「っ！」

男子勢(すごく似合ってる……！！)

私が今着ているのは、魔法のかかったシンデレラのドレス。
水色の生地とシルクのレースがとても合っている。
さりげなく飾られたリボンも凝っていて、すごく可愛い。

A「なんだか私にはもったいないみたい…」
ぽつりと呟いた。

イギリス「んなわけあるか」
A「…イギリス？」

イギリス「それは日本がお前のためにって作ったんだ。…だから
Aしか似合うやつはいないんだよ」

それ、似合ってるって言ってるんだよね？

A「イギリス、最近デレ多いね」
イギリス「な、ほっとけばかぁ！！」

プロイセン「……俺様ほんとに時計なのか」
日本「１２時を告げる大事な役ですから。お願いします」
プロイセン「大事な役か……悪くないな。ケセセセ」

イギリス(ここにも一人、単純なやつ…)
↑人のこと言えないやつ

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