私立ヘタリア学園〜イギリスとの恋物語〜part３

１１３話　カラン、コロン。 ページ28

カラン、コロン。
カラン、コロン。

あたりに小気味よく響く下駄の音。

A「お祭り、たのしみだなぁ♪」
イギリス「だな」

イタリア「イカ焼き、わたあめ、やきもろこし、焼きそば、、、」
アメリカ「たこ焼き、かき氷、チョコバナナ、リンゴあめ、、、」
フランス「浴衣美人、美人の屋台主、お兄さんハーレム、、、」

ドイツ「黙れフランス」


カラン、コロン。
カラン、コロン。


日本「あ、見えてきましたね」
イタリア「うわぁ〜明るいなぁ！」

フランス「ほんと、美人がいっぱい」
ドイツ「おまえは一人行動禁止だからな。イタリアとアメリカも迷子にならないようにしろよ！」
全員「お父さん！！」
日本「では私はあえてお母さん役をやりましょうかね」

アメリカ「じゃ、突撃！なんだぞ☆」


日本「はじめは何いきますか？」
イタリア「あ、あれやりたいっ」
アメリカ「なんだい、あれは？」

イタリアが指さした方向にあったものは…･･

日本「ヨーヨー釣り、ですね」
アメリカ「ヨーヨー？あれがかい？」
日本「私のうちで言うところの、水風船です」
イタリア「なるほどー」

日本「こうやって、この部分に輪っかをひっかけて釣るんです」

フランス「これをやれば、お兄さんモテモｔ((ｒｙ」
イタリア「俺やるーっ」

イギリス「意外と難しそうだな」
A「やってみたら？」
イギリス「…A、何色がいい？」
A「え……くれるの？」
イギリス「ああ」
A「んー…じゃあ、水色！」

イタリア「あっ釣れたぁー！！」
アメリカ「俺も釣れたんだぞ☆」

ドイツ「…なんだか、たくさん釣れたんだが」

日本「ドイツさんすごい！一気に３つも！！」
ドイツ「だがこいつの使い道は…･･」

フランス「ねぇ、おねーさん。あのムキムキがヨーヨーに夢中になってる間に、
俺と一緒に愛の逃避行しｎ((パァンッ 冷たい！」

▼ドイツはフランスに水風船を投げつけた！

▼見事命中した！女性は「へんたぃぃぃ」と叫びながら逃げていった！

フランス「あぁ、、、おねぇさーん」
ドイツ「まったく…･･(ハァ」
フランス「でも今のお兄さん、水もしたたるいい男？？」
ドイツ「………」
フランス「なんか言ってよ！！！」

イギリス「…ほら」
A「わぁっ…･･ありがとう！」

イギリスからもらった水色水風船…･。

A「うれしい！(にこっ」
イギリス「………///」

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