私立ヘタリア学園〜イギリスとの恋物語〜part３

１０９話　優勝者は ページ22

A「おめでとう」

私は、そう言って優勝者に微笑んだ。

ドイツ「あ、あぁ･････」

優勝者のドイツは、ちょっと困ったように笑った。

日本「ドイツさん･････黙々と作業を続けてハンパ無い高さを････！」
ドイツ「普通にやっただけなんだが･････」
イタリア「ヴェードイツ凄いよー」

イギリス「････････」

フランス(････どうしよう････)

イギリス「･･････っ」

フランス「イギリスが泣きそう！泣きそう････っていうか泣いた！」

イギリス「大声で言うなバカッ」

A「い････イギリス！？？」

イギリス「･･････悔しくなんか、ないからな」

A「･･････ふぇ」

イギリス「べつにAのキスがもらえないのが死ぬほど悔しいとか、
ぜっっっっったいに思ってないんだからな！！！(泣」

A「思ってるの！！！？」

イギリス「ばかぁ！」

日本「･･････イギリスさんの涙、レア･･･」ｻｯ ←カメラ取り出した

A「･････でも、イギリス････」
日本「･･････」パシャパシャパシャ(連写)

････････汗。

ドイツ「ちょっと待てイギリス。優勝賞品は････その････////」
A「私のキスじゃないよ？」

イギリス「････え」

A「あぁ、、たしかに私のだけど、イギリスが思ってるのじゃなくて････」
日本「････ん？あぁ！！わかりました！」
A「そうだね。日本はわかるかも」

イギリス「なんのことだか、俺にはさっぱり･････」

ドイツ「これが優勝賞品だ」

そう言ってドイツはバケツをイギリスの前に置いた。

イギリス「････」

中に入っていたのは･････


A「キスはキスでも、魚の鱚です」


･････しばし沈黙。

ﾀﾞｯｯ←イギリス逃走！

A「い、イギリスーっ！？どこ行くの！？」
フランス「･････人生の恥を、悔やむ旅だ。そっとしといてやろう」

イギリス「ちぃくしょぉぉぉおおお」

ドイツ「でもA。この鱚ってさっきの観客のなかの一人がくれたものだろ？」
A「そだよ♪」

アメリカ「イギリスがあんなに恥ずかしそうにしてるの初めて見たんだぞｗ」

A「優勝賞品だけど、みんなで食べようねー」
ドイツ「もちろんだ」

日本「A」
A「うん、わかってる。イギリス探してくるね」

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