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in 第4会議室
「で、話って？」
2人で、1つの小さな机に、向かい合わせで座る。
マシホ「…気付いてますよね。」
「……え？」
彼から出た言葉に、驚いて、何も言葉が出なかった。
マシホ「僕が……Treasureの元メンバーだったて。」
「……う、うん。まあ…。」
やばい。ヲタバレする。どうしよう。
私は、冷や汗が止まらなかった。
「気付いてたよ。最初から。」
マシホ「僕に初めて会った時から？」
「うん。」
えーいっ、もう言っちゃえ！！！！！！！！
「だって私、Treasureのファンで、キミが推しだったんですもん。」
マシホ「……………………え！？」
そりゃ驚くわな。
まさか、自分のファンだと思わねえもんな。
「ずっと言わんくてごめん。」
マシホ「なんで、言わなかったんですか？」
「ファンとは一緒に仕事したくないかなって思って。」
マシホ「そんなこと…」
「キミのファンだって知ったら、下心あるかと思われてやりづらかったり、仕事すぐ辞めちゃうかなって。」
私は、とりあえず、自分が思っていることを言うことにした。
何も隠さず、全て話すことにした。
「キミが脱退してから3ヶ月間、仕事に集中出来ないくらい落ち込んで、もうマシホという存在に会えないのかって思うと辛くて悲しくて。」
「でも、そんな時に、新しい人が入るって知って。
挨拶しに来た新人くん。それが高田真史帆、キミだった。」
「驚きが隠せなくて、でもそれと同時に嬉しくて。
やっと会えたって。
でも、Treasureのファンだって知られたくなくて、ずっと隠してました。」
マッシーは、
表情を変えずに、静かに聞いてくれた。
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作者名：サイコパスメリー | 作成日時：2022年11月13日 22時
