あの子の秘密【Mashiho】 (ページ3)

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私について、みんな気になって仕方ないと思うけど、
先にこの渋谷で暴れる包丁男を退治してから説明するね！

「さぁさぁさぁ。包丁を捨てな〜。」

男「なんだと〜？？って…。ただのちっちゃい女の子か〜。君が、俺を止められるとでも？？舐めてんのか！？」

「どうだろうね〜。大人しくしてくれれば優しく対応するけど、そのまま暴れてると、荒いことしちゃうけど大丈夫？」

男「舐めやがって！！！」

渋谷にいる人たちもザワザワし始めた。
あんま目立ったことしたくないけど、渋谷って人多いから。
結局目立ってしまう羽目になる。仕方ないか。

人「あの子、大丈夫かしら…。」

人「小さい女の子が、どうやって…。」

人「周りに背高い男の人たちがいるから、その人たちが対応するんじゃないの…？」

そうやって心配になるのも無理ないよな…。

だってこんな見た目だし。

今日は天気が良すぎて少し暑かったからジャケットを脱いでいた。

けど、止まってたら少し肌寒くなってきたから、再びジャケットに腕を通す。

男「……っ！？！？」

人「「…えっ！？」」

包丁男も、渋谷にいる野次馬たちも、一斉に驚き始める。

なぜかって？？

男「そ、その龍のバッジ……。」

〝龍王連合会〟は、レジェンドの集まりだ。

まさかこんな所に、包丁を振り回す1人の男のためになぜ大物が来ているのか…ってみんな驚いてるね。

こーんな男、警察官だけでじゅうぶん対処できる。

じゃあなんで龍王連合会が来たのかって？？

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暇だったからだよ。

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