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誰かの声がした。
“ A………A………起きてよっ……… ” って。
ゆっくり目を開けるとそこには………
「……んっ」
TH「はっ____!!!A!!」
キムテヒョンがいた。
「なんで………いるの…。てか、ここどこ……。」
TH「病院。保健室で倒れて……」
「病院…?……はぁ………また、」
TH「また………?」
「…………なんでもない」
TH「あのさ………聞いていいかわからないけど……Aって病気…?」
「………………そうだよ」
TH「えっ………」
「私ね…昔から心臓が弱いの。でね、高校の入学前に………余命3年って言われたんだ。」
TH「うそっ………でしょ、」
「本当。だから、もう死ぬことを受け止めるしかない……。まだ生きたいなんて考えないようにっ………ってアレ、?なん、で、泣いてるんだろ、」
TH「A………」
「だから………友だちとか作らないようにって決めてた。だけど、入学式の日、あなたが話しかけてきた。」
「どうして………??どうして話しかけてきたの、」
ただただ疑問に思った。
静かにしていた私のところに、どうして来たのか。
TH「……俺、Aに一目惚れしたんだ。」
それは、予想外で、聞きたくない答えだった。
TH「他の女子みたいに騒がなくて………それで、かわいくて、その時に、ドキッて胸が鳴ったんだ。」
そんな真剣な瞳で私を見ないで。
嬉しいこと言わないで。
そんなこと言ったら、
「私だって…………まだ生きたいのにっ……」
そう思ってしまうから。
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サイコパスメリー(プロフ) - れなんす さん» 頑張ります!!ありがとうございます! (2019年4月1日 21時) (レス) id: d42b41900c (このIDを非表示/違反報告)
れなんす - はい!これからも頑張ってください! (2019年4月1日 20時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパスメリー(プロフ) - れなんす ナヨンペンさん» ありがとうございます!!!!嬉しいです! (2019年4月1日 19時) (レス) id: d42b41900c (このIDを非表示/違反報告)
れなんす ナヨンペン - 感動しました! (2019年4月1日 18時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
サイコパスメリー(プロフ) - 白髪染加奈子さん» 嬉しいです!!ありがとうございます!!! (2019年3月30日 19時) (レス) id: d42b41900c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サイコパスメリー | 作成日時:2019年3月26日 10時