１８ 降谷side ページ20
今日はAさんと約束をした水曜日。１４時にポアロで待ち合わせをした。
俺は少し早めに来て彼女を待っていた。数分後、彼女が店にきた…のはいいのだが。
「コ、コナン君？どうしてAさんと？」
「さっきポアロの前で会ったんだ‼安室さんAさんと知り合いなの？」
『私が透さんに人探しの依頼をしてるんだ〜。今日はその途中経過を聞きに来たの‼』
俺…安室透との関係をAさんが説明する。
何で彼女はそんなに嬉しそうに語ってるんだ？心なしかコナン君に向けてる表情が緩い。
逆にコナン君の表情は時折真剣な顔に変わっている。
俺はこの表情を知っている。少し前まで俺にも向けられていたからだ。
Aさん。君はいつ、どこで彼に目をつけられたんだ…。彼の目はもう獲物を狩るソレだ。
いくらコナン君でもたまたまあった女性を闇雲に疑う事はしないだろう。
俺の名前でも出してしまったのか…それならコナン君から直接俺に話がくると思うが…。
その前に、彼に疑われているとなると盗聴器は不可避だ。
しまった。俺の知らない所で彼女のプライベートが‼何をしていたんだ降谷零‼
いつから疑われているのだろう…2、3日なら傷は浅い…はず。
「お二人も知り合いだったんですね。いつ頃から？」
『先週の木曜日ですかね。ほら、スーパーで会った日です‼コナン君がお友達と私のお店に来てくれてそれから毎日来てくれてるんだよね‼』
「うん‼」
『最初は警戒されてたんですが帰る頃には慣れてくれたみたいで』
「ごめんなさい。僕人見知りで…」
『そうだったんだね』
嘘つけ。と…思わず口に出そうになった。
人見知りの子が事件に顔を突っ込み平然と容疑者達に質問するものか。
そしてすでに約1週間たっていた‼しかも監視されてるじゃないか‼自分の店でどうしたら彼に疑われる状況を作り出せたんだこの子は⁉
そして帰り際に盗聴器は付けられたに違いない。
あの日俺が彼女と出会ったのは洋酒売り場。彼女のカゴには確かラムやキュラソーが入っていた気がする。嫌な予感しかしない。
コレは彼女が不運なのかコナン君が不運なのかどっちだろうか…。
とりあえず、疑いがすごいのこの関係性で今回の依頼内容がコナン君に伝わると疑いがカンストしてしまう。
「ごめんね。コナン君。そろそろ依頼の話をするから」
「あ、ごめんなさぁい…僕あっちの席にいるね‼」
そう言ってカウンター席に行くコナン君。
その位置、話聞く気満々じゃないか…。
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しじみ味噌汁 - 私よリクエスト書いていただいてありがとうございます！！最後の揃ったってとこでうるうるきちゃいました！！ (2019年3月19日 19時) (
レス) id: d6c76ef174 (このIDを非表示/違反報告)
ひゆめ(プロフ) - 居なくならないって言いながら(TT)凄くうるうるです。だから、霊となってまで見守ってる感!!!凄く泣ける。更新頑張ってください！ (2019年3月17日 22時) (レス) id: d9d137c800 (このIDを非表示/違反報告)
しじみ味噌汁 - 松田さんと夢主のやりとり大好きです！....書けれたらいいんですけど....もしもの話で警察学校組が生きてた場合のお話書けますかね.... (2019年3月17日 16時) (レス) id: d6c76ef174 (このIDを非表示/違反報告)
ちり(プロフ) - めっちゃ面白いお話ですね！これからも更新応援してます！まさかの所でコナンくんと出会うなんて、、笑。そして盗聴器、、。笑 (2019年3月11日 21時) (レス) id: 85512324d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2019年3月6日 23時
