願いが1つ、叶うなら【名前変換オリジナル】

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桜咲く季節






もうそんなに時が過ぎてしまったのか



私は今もここで…









颯「おい麻世！集合写真撮るってよ！！」


「あー待って待って！今行くから！」








あれから時が経って、今日は卒業式です。







色んなことがありました。
語り尽くすことができないほどに

目まぐるしく世界が変わったあの時を私は今も昨日の事のように思い出す。






理奈「麻世ちゃん！早く早く！」




「待ってよ」









風花「仁科さん、真ん中空けといたからセンターどうぞ〜〜」





「それ嫌がらせ〜？笑」








颯「おい早く撮ろうぜ！」


「ハイハイ…」






―――パシャッ









颯「麻世…打ち上げ行かねぇの？」


「私はいいや、みんなの離れるの寂しくなっちゃうから」


理奈「何言ってんの、もう既に寂しいよ」


「…そうだね」








私は国語の先生を目指すために大学に行きます。
そしてもっと色んな言葉や世界を学びます。


颯は数学の先生を目指し始めたりして同じ大学笑

理奈ちゃんは美容系の専門学校で技術を身につけるんですって、素敵だよね








これからそれぞれの道で進んでいく




いつかはあの時も…思い出になるから





思い出に…するから









「…あ、花壇を見に行かないと」





最後に、育てた花を…



一目見て…









「…え？」









恭介「…いた、仁科さん」









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