願いが1つ、叶うなら【名前変換オリジナル】

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―――ガラガラ






朝の学校、教室に入る瞬間は少しだけ緊張する。
しかも最近はこの間の騒動があってか入りづらい





「…」





私が教室に足を踏み入れると、何も気にしない人もいるし、コソコソと話している子もいる。
七瀬さんはあれ以来他の女の子たちといるみたい






理奈「麻世ちゃん！おはよー！」




「理奈ちゃん！おはよ」



颯「よっ、朝ごはん食ったか？」


「おはよ颯、食べてきたよ」





颯と理奈ちゃんも仲良くなって、最近では3人で話す事も少なくはない




みんなには好かれていないかもしれないけれど、今はこの毎日で十分だった。
少しでも、一緒にいてくれる友達がいるだけで十分幸せだった。




そして…








明日は文化祭です。









担任「席につきなさい」









恭介「皆さん、僕の実習期間は明日で最後になりました。」



女子生徒「え〜！」




恭介「少し寂しくはなりますが、あと少し…よろしくお願いしますね」









そうか…先生とも、もう…





「…」





颯「…麻世」






不意に小声で話しかけてきた。







「え、どうしたの？」



颯「なんか…悲しい顔してたから」







颯にはわかってしまうのだろうか

私が皆川先生を好きだって言うこと









「…なんでもないよ」

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