願いが1つ、叶うなら【名前変換オリジナル】

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文化祭まで後少し…
私は少しでも先生に近づきたい



颯「あれ？今日早いじゃん」



「颯」




私は朝早く花壇の世話をしていた。
先生がいるまでの間、どうしても育てたい花があったから。



颯「…ごめんな、この間は変なこと言って」



「え？なにが？」




颯「何がって…皆川先生を好きとか聞いて」






ああ、あの時か…

先生が上手く交してくれたからあの場はやり過ごせ









「…ううん、いいの」





だって…普通先生を好きだなんて、変だよね









颯「俺は麻世が誰を好きでも…」





「…颯？」





颯「…いや、なんでもない」







「颯、教室行こっか」



颯「そうだな」








私には恋なんてまだまだ先の事だって思ってた。
だけどこんなに、止められなくなるほど
先生のことが好きだって思い知らされるの








―――ガラガラ





教室に着くと、みんなちらほら集まり始めた。






理奈「おはよ！麻世ちゃん」


「おはよー！理奈ちゃん」




颯「よっ、理奈」



理奈「颯くんおはよ！2人とも一緒なんだね」







「さっきたまたま会って…」





風花「理奈！！！こっち来て！」



理奈「…風花？」






七瀬さんは理奈ちゃんの腕を掴んで私から引き離した。





「…」






風花「理奈に関わらないで？」




理奈「ねぇ、もうやめようよ…そういうの」







颯「お、おい…」






風花「 付き合ってないのにずっと一緒にいてウザイんだよ！それに仁科さん、皆川先生と文化祭回るって聞いたんだけど！！！」






「…え」

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