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「…先生」




息が届きそうな距離でつぶやく
動かないままの先生に、私はドキドキしたままだった







すると、先生はハッっとして私から離れた。





恭介「あ、仁科さん…昨日もしかして待ってた?」



「昨日…あ、はい」







待ってましたと言うのは何か変で、少し戸惑った。





恭介「ごめん!昨日職員会議があってちゃんと行けなかった。」



「そ、そうなんですね!大丈夫です!」






頭を下げる先生に慌ててフォローを入れる。







恭介「はい!これ」





先生は1冊のノートを私の手に置いた。





「…ん?」





恭介「短編小説、書いたから読んでみてよ!今度は仁科さんのも読むからね」







先生もしかして、これを渡すために私を呼んだの?
いや、考えすぎかな…
自惚れたりなんてしたら恥ずかしい







「先生、字が綺麗ですね」







整った1文字1文字に先生の人柄が見えていて、丁寧に書いて下さったことに感動する。


そして、この話…






「タイムスリップものですか?」




恭介「そうなんだよね!昔から憧れていたんだ。自分がまるでヒーローになったみたいにみんなを助けていくことに」







タイムスリップの能力を持った主人公はその力でたくさんの人を笑顔にしていく、その中で見つけた言葉や笑顔の大切さ


まるでみんなを笑顔にする皆川先生みたい






ファンタジーな雰囲気も持ちながら、しっかり現実味のあるリアルな感情に心動かされる。








とても…素敵だと思った。





「先生らしいです。何となく分かります」






そう微笑むと、先生も微笑み返してくれた。
この時がずっと止まって欲しかった。
先生の近くに…私がいるだけで自分の存在があるって実感できたんだ。

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設定キーワード:名前変換オリジナル , 先生 , 高校生   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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狼狐(うるふぉっくす)(プロフ) - 人を好きになった自分を責めなくていいんだと勇気づけられました! (2月13日 21時) (レス) id: df161cba77 (このIDを非表示/違反報告)
はるか - 号泣しました!!風花ちゃんと理奈ちゃんの性格の変化が面白い!!そして何より主人公の設定が最高!! (12月12日 23時) (レス) id: 46458d1a7e (このIDを非表示/違反報告)
チョコ - 完結おめでとうございます! 最後ハッピーエンドでよかったです〜! (11月17日 20時) (レス) id: b8ba54da77 (このIDを非表示/違反報告)
星葵 - とっても面白くてすぐ読んでしまいましたw続編待っています。 (11月2日 17時) (レス) id: 6a9f6cbaca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セピ | 作成日時:2020年10月31日 18時

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