願いが1つ、叶うなら【名前変換オリジナル】

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颯「…何にやにやしてんの？麻世」



「あのね！理奈ちゃんとメアド交換したの！」



颯「理奈？あいつのメアドとかみんな持ってんだろ」




「…」





そ、そうなの…？








担任「仁科ー！」





「はい」







担任「今度の文化祭の準備頼んだぞ、仁科文化祭委員だろ？」






あれ？そんなの入ってたっけ？
私園芸係だってあるのに…






担任「お前が代わりにやってくれるって七瀬から聞いてたんだが…」



「…ええ？」







七瀬さんが…？

私、何も聞いてない…




「…あ、あの」




担任「とにかく、頼んだよ」



ぇぇええええ








文化祭委員って準備や計画、予算まで全部やらなきゃいけないってことだよね…
なんで私が…


七瀬さん、園芸係だけじゃなく文化祭委員まで私にするだなんて…








颯「麻世、どうした？」



「…えと、文化祭委員なったみたい」


颯「はぁ？文化祭委員って七瀬だろ？なんでお前が…」





「分かんない…」







なんで…そんなに嫌われてるの？






―――ガラガラ



扉を開けて入ってきたのは皆川先生だった。








恭介「仁科さん、ちょっといいかな」


「せ、先生…」






颯「…」







恭介「文化祭の準備、計画立てようか」


「はい」







先生、昨日どうして来てくれなかったの？
…なんで私こんなに先生を待っているの…

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