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You side
あぁ
たぶん私はそうだったんだ
一番弱いところに
躊躇なく触れてきそうな作間くんがずっと怖くて
逃げ回ってたんだ
でも
君が躊躇なく触れてきた部分は
じんわり熱を持っていて頑なになった私を溶かしてくれていて
彼の腕をほどき顔を見る
彼の頬は少し赤くなっていて
彼の目を見るとさっきまでの調子より少し弱腰に目をそらしながら
「頑張ったら頑張っただけ手に届くと思うって先生が教えてくれたから…」
そう
私が“先生”になろうと思ったきっかけを
こんなことを生徒に伝えられる“先生”でありたいと願った言葉を
君が口にするから
ちゃんと君に届いているんだって
そう感じて
“先生だから”とか“大人だから”じゃなくて
“私だから”
頑張りたいなって思えたんだ
それなのに
やっぱり私はまた素直じゃないから
「…作間くん、狡いよ」
そう言ってから
君を見て笑う
すると、君はハッとした顔をしてから
「やっぱり綺麗です」
そう君は言って
「また、いろんなことを教えてください」
そう言って応接間を出ていった
ЖЖЖ
いつからこんなに
大切なことであればあるほど
伝えるのが下手になったのか
それとも
たった一人にしか言わない言葉たちだから
予行練習なんてない言葉たちだから
下手なだけなのか
ポップコーン
Twitter→＠moon_101popcorn
＃プールサイドの白鳥
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ポップコーン(プロフ) - ちーさん» コメントありがとうございます！前作も読んでくださっていて嬉しい限りです！そういう言葉たちがもらえるからこそ、頑張れます！ (2019年5月7日 14時) (
レス) id: ea7b8e31ed (このIDを非表示/違反報告)
ちー(プロフ) - 前作がとても大好きでポップコーンさんの作品をとても楽しみにしています！今回の作品もとても面白く更新が楽しみです！これからも応援しています頑張ってください！！ (2019年5月4日 21時) (レス) id: 7ee3fb9ae7 (このIDを非表示/違反報告)
ポップコーン(プロフ) - 恋夢さん» そんなこと言って貰えて嬉しいです！頑張れます！！！！ (2019年4月26日 19時) (レス) id: 96257736ec (このIDを非表示/違反報告)
恋夢(プロフ) - このお話大好きなので更新楽しみにしてます！ (2019年4月26日 17時) (レス) id: f24f15ef6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポップコーン | 作成日時：2019年4月15日 20時
