仕事開始！�� ページ13
煉獄side
パチリと目を覚まし、窓から差す太陽の光具合からするに今はちょうど正午すぎだろうか。
さすがの俺も休日の寝起きは思考が空回ることもある。
昨日は濃い1日であった気がする。
杏｢はて。｣
モヤモヤと頭に1人の女性の顔が浮かんできた。
切れ長だがクリクリとした瞳。
栗色の髪が映える白い肌。
コロコロと変わる表情。
ーーそうだ。Aが今日から煉獄家の女中となって働く日ではないか。と重要な件を思い出す。
鬼の血で頭から足の先まで汚されていたために素顔はわからなかったものの、錆を落とすと宝といったとこか中々の美人であった。
稽古着に着替え、Aや千寿郎は起きたかと廊下に出てみるが物音一つしない。
ーーまだ寝てるのか？と、女性への気遣い等考えずにAの部屋に入ってしまったのが運の尽き。
杏｢！！！！！！！！！！！！｣
なんと！！！
この娘！！！！！
かなりの寝相ではないか！！！！
枕と逆の位置に頭があり、浴衣は胸がはだけもう少しで胸の頂が見えてしまうところだ。でかい！！
しかし、あどけない寝顔で むにゃむにゃと口を動かすのを見るとなんとも言えないホッコリとした気持ちになった。
それにしても、無防備すぎるなと はだけた浴衣をどうするべきか悩む。
甘露寺といい、胸の発育が良い女子が最近は多いのかと飲み込むことにした。
嫁入り前の女の寝込みへ近寄るのはいけないなと、見なかったこととし竹刀を持って庭へと向かった。
ーー庭からは竹刀が空を切る音が聞こえており、先客として千寿郎がすでに鍛錬を始めていた。
杏｢うむ！いい心掛けだ！｣
千｢兄上！おはようございます！｣
俺に気づくと、パタパタと笑顔で駆け足で近づいてくる我が弟。
杏｢ちゃんと休んだのか？｣
千｢はい！目覚めがよかったので、一足先に素振り稽古を始めていました。｣
杏｢俺はどうやら寝過ごしてしまったらしいな！どれ、素振りを見てあげよう！｣
千｢本当でございますか！｣
ーー柱になって1年ほど経つのか、千寿郎の訓練を見てあげれる時間が減ってしまったことが気掛かりだった。
こうして時間をとれる時は、思う存分傍にいてあげようと心から思う。
幼くして母を亡くし、物心着いた頃には父は酒に溺れ、目標とする兄はいるものの任務で家を空けることが多いため、まだ幼い弟のことが不憫でならなかった。
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シレン(プロフ) - Lastさん» ご指摘ありがとうございます！いやいや、お恥ずかしい！！すぐ治します！！ (2020年11月1日 1時) (
レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
Last(プロフ) - この作品いつも読んでます！！ただいま�，覇�輪刀が日輪等になってましたよ。これからも投稿頑張って下さい！！ (2020年10月31日 23時) (レス) id: 7e2a5ee326 (このIDを非表示/違反報告)
シレン(プロフ) - よるさん» コメントありがとうございます！くっつくまでの過程が大好物です！！ (2020年10月31日 22時) (レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
よる - 焦ったい…大好物です！！！ (2020年10月31日 21時) (レス) id: 857d9d8983 (このIDを非表示/違反報告)
シレン(プロフ) - ましゅさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけるように頑張ります！ (2020年10月30日 14時) (レス) id: 5c1c19fa9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シレン | 作者ホームページ：https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16108143
作成日時：2020年10月26日 3時
