▽ ページ25
.
あれから毎日ではないものの、よく連絡を取り合うようになった。
好意を持ち始めていると自覚はしている。
正門Aちゃん、良かったら映画一緒に観に行かん?
突然のお誘いに驚いてしまう。
「変な顔してる」
『…正門さんから映画に誘われてる顔』
「ふーん…行ったら？」
『栄子も行こ？』
「何の映画？」
『最近よくCMやってるやつ、バンドマンの…』
「あー、はいはい。2人とも好きそう。」
『ついてきてくれる？』
「遠慮する」
『…急に2人は辛くない？』
「急にって、毎日のように連絡取ってるんでしょ。いけるいける。」
自分は小島さんにいけないくせに他人事だと思って…
なんて心では悪態をついてみるけど、行きたいと思っていることも事実。
『…大丈夫かな』
「大丈夫！あ、私が代わりに返信してあげるよ？」
『自分でやりますー』
少し強引に背中を押されて返信を送る。
Aはい、行きたいです
正門良かった。いつ空いてそう?
どんな服を着ていこう、どんなメイクが良いだろう。
今からそんなことで頭がいっぱいになる。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 182人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
透(プロフ) - みりんさん» ありがとうございます！これからもゆっくりまったりと、にはなりますが楽しんでいただけますように💫 (2023年2月13日 14時) (
レス) id: 8f642d296a (このIDを非表示/違反報告)
みりん - 全部読ませていただいてます！話の作りが最高で更新楽しみにしています☺︎ (2023年2月12日 0時) (レス) id: 4b4581572e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：透 | 作成日時：2023年1月30日 15時
