こんにちは、恋歌。 (ページ42)

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高校二年生春───

一人で食べるお昼ご飯。

晶哉は後輩に呼び出されている。

最近ふと思うことがある。

いっその事、誰かと付き合ってくれればいいのに。

私はこのまま晶哉の1番の友達で良い。

笑顔の時も悲しんでいる時も1番近くで見守っていられる、このポジションが私には1番合っている。

「ごめん、お待たせーって先食べてるやん！」

『当たり前やん』

「何でよ。今からゆっくり食べてや」

『それこそ何でよ』

「一人で食べるん寂しいやん」

『いつも通り食べ終わってもおるのに？』

「お、何か今の良いわ」

『何が？』

「俺の為にって感じがする」

そんなつもりではなかったのに、そんなことを言ったのかとドキッとしてしまう。

そしてそれを喜んでいる彼にも。

『…いつも通りなだけやって』

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ちょっとハッピーエンド寄りにします。

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