第7話 ページ9
本当に演技だったとは驚いた
こういう隊もあるのかと思ったぐらい
自分がはいったところはなんて不運なところなんだろうかと…
あ「改めて、自己紹介しますね
元特殊隊1番隊の立花Aです
ポジションは、どちらでもかまいません」
クロウ「どちらでも!?」
琥珀「…あっ、あかん!
リーダー! なんて人連れてきたんや!
この人って、5年前の大量にゾンビをした人やないか!」
呉羽「いくらなんでも…
それに、あなたは出てきたばかり
4番隊…なんですけど間違えてたりとかありませんよね…」
あ「間違えただなんてそんなことないです笑
私も聞いてびっくりしましたけど
琥珀さん、私は5年前に暴走してずっと牢屋にいました
信じてもらえないかもしれないけど
私は…もう2度と過ちを犯したくないんです」
琥珀「…うちはな、5年前のことを謝ってほしいわけではないんや
ただ、ある意味で有名なあんたが4番隊に入っていいのかが心配でな…
うちは別に何にも気にせんよ!
あっ、でも、そうなると先輩になるんね」
琥珀さんがそんなことを言うので
私は先輩後輩は気にしないですと言うと
今度は年齢を聞いてきた
どうやら、彼女も他の人も敬語であるのが違和感があるらしい
私は19歳と答えた
呉羽「え…そっそれは今の年齢で…」
あ「はい?」
クロウ「ちょっと待て!
お前は14歳で戦場に立っていたのか!」
あ「はい、正確には12歳の頃からです
小学校を卒業してすぐに軍人になりました
軍人になれたのは努力して得た頭の回転の良さと
類いまれなる身体能力のおかげだと
昔の仲間が言ってました」
クロウ「…中学生である歳で軍人とか…
まじかよ…俺なんてまだ遊んでばっかだったのに…」
琥珀「うちらは21歳や
年上だけど、同じ班やし
敬語はいらんよ、堅苦しいの嫌いなんや」
呉羽「えぇ、好きに呼んでください
リーダーはちなみに25歳です」
クロウ「年齢をばらすなアホ!
俺は5年前でKTSを経験してる
大した成績は上げてないけど、今は4番隊の隊長だ
といってもAが一番
この中での経験者だ
戦場において先輩はAだからな
それと、さっき指示出しは本当に助かった」
あ「…あれは演技?」
琥珀「…んー…正直に言うと7割方本当やね」
呉羽「ポジションは決めているんですけど
いざ戦場となると守れてないのが現状です
今できることを最優先にというのが
ここでは当たり前になりつつある感じです」
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