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mg side
そうと決まれば、
彼と此処で暮らすしかない
俺が死なないと決めたのは、
9割5分、彼の所為なのだから
ｺﾝｺﾝ
軽くノックし中へ入る
彼は、出会った時と同じ様に
膝に顔を埋めていた
mg『…やっぱり、此処で一緒に暮らさない？』
声を掛けると、
彼は勢いよく顔を上げ、
信じられない、
といった顔つきでこちらを見ていた
ru「死なないの？」
彼の口から飛び出してきた言葉は意外なものだった
まさか、
彼も同じ事を考えていたのではないだろうか
俺らの共通点は、
死にた"かった"
ことだと、
彼も同じ様に考えたのだろう
mg『死なないよ』
作り方も忘れていたし、
暫くしていなかったから、
ぎこちなかったかもしれない
それでも俺は
笑顔で、
そう返した
Don't die…死なない
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作者名：Nana* | 作成日時：2021年1月11日 23時
