転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part6

「私がいない、だって!?」【あまりの五月蝿さに嫌気が差したんじゃないか?ぶふっ】「言ってくれるね雪兎…こーなったらアイツで憂さ晴らししてやるんだからーっ!!」【バミューダか?それともチェッカーフェイスか?】「ノンノン!お爺ちゃん'sの時代は過ぎた!!!」【ぶっは!!お爺ちゃん…ぎゃはははっ】「イジリまくってやろー。ふふ、旅行編を楽しみに待ってておくれよー!!」【あーっはははは!!】 ページ44

大皿に乗せられたクロワッサン

銀の小さめのバターナイフが差し込まれた透明な容器にはバター、アプリコットやベリーなどのスプレッド

各人の小皿には数枚のスライスチーズ、ハム

控えめにレタスも添えてある

コトリ、あまり音を立てずに置かれたのは大きめのマグカップで、そこにはカフェラテがなみなみと注がれている

ミルクを使ったラテアートが可愛らしい

食卓を彩るそれらは文句無しに食欲をそそるものだ



「……」



今日も賑やかなものになると思われた朝食だったが、席に着く子ども達の表情は硬い

4人の中で最年少の雪那が口を開く



「…お母さん、は？」



昨日、大空戦なんか行きたくないと駄々を捏ねていたユキはあのまま帰って来ていない

クロームに聞けば、ボンゴレの敵対ファミリーが現れてユキに家へ帰れと言われたらしい

もしかして…雪那は嫌な考えを振り切るように目の前の朝食を睨みつけた



「まだ…」



短くそう返した千種

本日の朝食は若草色のエプロンを着た彼により作られた



「…ふぅ」



短く息を吐いた骸に、隣に座っているクロームはびくりと肩を震わせた

それに苦笑した骸は優しく彼女の頭を撫でる



「師匠が帰って来るにせよ、僕達が捜しに行くにせよ、まずは朝食を摂らなければ始まりません」



千種が作ってくれたものですし、冷めないうちに食べてしまいましょうか

穏やかな笑みを浮かべながら空気を変えた骸



「ごはん食べたら…みんなで考えよう？」

「…うん」



骸とクロームの言葉に頷いた雪那はちょっぴり明るい気持ちになれた



「…いただきます！」

「びょん！」

「犬、ちゃんと言いなよ」



まだ不安げな顔をしているが先程よりは大分ましになった雪那を見て霧の2人は顔を見合わせ、くすりと笑う



「あっじい！！ 柿ピーなんらコレ！ やけどしちまったびょん！」

「ぷっ、犬兄だっさーい」

「なんらとー！？」



騒がしいのの真横に座る千種は平然とした様子で朝食を食べすすめ…

ぱすっ、可愛らしい音が彼の頬でした



「「あ」」



彼の膝に転がり落ちたのはクロワッサン

それを自分の小皿へ置き、丁度手にしていたバターナイフを一閃






ヒュッ






「食べ物は粗末にするなってユキさんに教えられてたよね」



無表情の千種の背後に黒い悪魔が見えた雪那と犬

骸に助けを求めるも自業自得だとイイ笑顔で見放される



「ギャー！！」

「ごめんって千種兄ー！！」









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「うふふのふー」γ「なんだ、機嫌がいーじゃねーか」「次回からはいつものハイテンションなユキちゃんに戻るよ!!」γ「…おー」「そこ、ちゃんと拍手するっ」γ「はいはい。ま、ボスはユキが来るのを楽しみにしてるみてーだからな、さっさと来い」「命令すんなし!お土産に上等なワインでも持っていくか」γ「まじか。オレにも飲ませろ」「ええー!?」→←「う〜ん…中途半端だけど、これにてリング編は終了かな」マ「やっとか、長かったね」「んねー」ヴェ「次は旅行編だそうじゃないか」ス「そろそろハイテンションに戻るんだろ!」「そだね。やっぱユキちゃんはハイテンションでなくっちゃね!!」マ「はぁ、また五月蝿いのに戻るんだ」ス「とかなんとか、オメーが一番待ち望んでたんじゃ…」マ「…ウロボロス」ス「ギャアアア!!」ヴェ「まったく…次回もよろしく頼むぞ」「ヴェルデ私のセリフ取らないで!」ヴェ「ふん」

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