転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part6

「うい、霽月の所為で一日遅れちゃったけど…」鮫「昨日、12月6日は…」「「「ユキ/ユキさん/師匠の誕生日!!!!!」」」「いやっほ――!!!」ハル「おめでとうです、ユキちゃん!」那「おめでと、お母さん!」鮫「ほら、誕生日ケーキはアイス付きだぜぇ!!」骸「師匠ーっ!期間限定アイスをどうぞっ」「うっふふふー。誕生日ってイイね!アイス食べ放題ッ」【ハーイ、虫歯にならないよーになー】「ユキ様は虫歯になんてならないよーん」【なんですと!?】「へっへーん♪」 ページ13

さーてとっ、帰りましょーか

【(投げられたあいつらは果たして無事に家に到着したのか！？ ひっじょーに心配だっ)】



『明日は大空戦かー…』



ダルいんですけど

【うぉいッ】

だってさ、なんで毒喰らうって知ってんのにわざわざ毒を受けに行かなくちゃ………んん？

【今、お前ニヤリって笑ったろ！ (またヘンなこと考えてんだろ…！)】

ウフフフ…そーだ、私は"知ってる"んじゃないか

よーしィ、これでデス・ヒーターは回避だね！！



『っと』



そーこー考えてるうちに家に着いた

いやぁ、山を一つ二つ越えるのにも慣れてきたわー

【慣れんなしっ】

……ん、誰だ？

家、というか屋敷の周りには強力な幻覚を張り巡らせているから見えない

もちろんそれはおチビさん達のためで、悪徳マフィアとか初代ナスビ避けね

幻覚が上手く効いていて屋敷の場所は特定できないみたいだけど、その周辺をうろちょろする誰かさん

ふむ、この気配は……あれ、チェルちゃん'sじゃんか

何故に…？

【…お前が完全に幻術を掛ける前に、チェルベッロ達が屋敷に来なかったか？】

あ……そっか…

一度でも来たことがあるのなら多少は配置とか覚えてるよね

だからチェルちゃん'sは屋敷が無いことを不審に思って捜してるのか…

……ミスった…

【ま、しゃーねーって。何しろ俺達は本来の力の10分の1を抑えられてんだからな】

…なんか悔しいな

【屋敷の場所を知っていたのが現時点では敵じゃないチェルベッロ達でよかったな】



『……』



時刻は夜明け頃

こんな早くに一体何の用なんだろ

【さぁな…昨日の、雲戦のことでも報告しに来たんじゃねーか？】






タッ






様子を窺っていた木から下り、チェルちゃん'sの背後へと回る

あれ、まだ気づいてないや

やれやれ…彼女達の肩をぽん、と叩いて存在を認知させる



「「ひっ！？」」



あり？ そんなに驚いちゃった？

【お前が完璧に気配を消してたからじゃね？】



『あは、驚かせちゃってごめ』

「「うっ……ぎゃあああああぁぁああぁ！！！」」

『うえぇえ！？』



び、ビビったんですけど！

ほら、チェルちゃん'sの声に驚嘆したらしい鳥とか、叫び声を上げながら遥か彼方に飛び立って行っちゃったよ

【目ん玉かっぴらいてたな、ぶふっ】

木から落っこちた鳥も見ちゃったんですけど

【ぶぶっ！ 木から落ちるとかっ…それって鳥としてどーなんだよっ】

鳥類失格？



「ユユユk…隊長ッ！！」

『最後まで言い切れよッ』

「はぁーっ…ツッコミ回です、あい」フ「乙ですー。普段ツッコミ役を困らせてるから、それが返ってきたんですよー」「……」フ「って、堕王子が言ってましたー」ベ「は!?てめ、ざけんなよカエル!!」フ「きゃー、こわーい(棒)」ベ「わっかりやすい棒読みしてんじゃねーよっ!しししっ　サボテン決定な♪」フ「ユキネーサンおたすけー…あれー?」ベ「ユキ寝てんじゃん。相当疲れたんだな」フ「…この寝顔写真、いくらで売れますかねー」ベ「(…カエルが一瞬マーモンの奴に見えたし)」→←「ふむ、次回からはいよいよ大空戦!最近 影が薄くなってきたチェルちゃんもとーじょー!」チェル「ご期待ください!!(ｷﾗｯ」「またシリアル一杯かも…うげっ」【女がそーゆー声出すなって】「だってシリアルとかめんどい」チェル「じゃあ大空戦ブッ壊しますか!?」「チェルちゃん嬉しそーな顔しちゃダメでしょ!」【あ、ユキがまとも――】「そーゆーのは影でこっそりドでかくやんなくっちゃ!!ネ♪」【全くもってまともじゃねーしッ!!!】

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