転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part6

「お次は筆記試験について!リボーンくーん!」リ「ちゃおっス」「世界一優秀な家庭教師さんだからね、期待しましょー!」リ「筆記か、これは一つしかねぇ。死ぬ気でやりやがれ!!!」ツ「って、そんなのがアドバイスになるわけないだろ!!」リ「うるせぇぞ。だが、死ぬ気とはいっても受験前まで連続で徹夜すんじゃねぇぞ」「睡眠をしっかり取ることで覚えたことが整理され、暗記するんだからね!」ツ「へぇー」 ページ40

『"酷氷の炎"だって…！ "雪"も、"私"が"知ってる"のも…！！』



ユキを真ん中にして渦巻く吹雪が周囲の温度をさらに下げる

アルコバレーノ達のところまで届いた冷気は彼らの息を白くさせた



『知ってるんだよ！！ 根源はこの忌々しい"目"だって！！！』



リングの中で雪兎は苦しげに眉根を寄せて白一面の空間に居た



「ユキ……ごめんな…」



延々と降り注ぐ雪を見上げる彼の双眸もまた、"薄青に可憐な花をのせた目"だった



「…俺も…俺も、わからないんだ……どうして俺が"ここ"にいるのか」



そして苦しんでいるのもユキと同じ事

雪兎の声はユキに届くことはなく、空しく真白い地に落ちた



『いらないんだよ、こんな"目"なんて！！ そんなに望むのなら早く持って行ってよ！！』



所々裏返る声に彼女は泣いているのかと思ったマーモンだったが、ちがかった

なんでだよ…ユキの声はこんなにも泣いているのに…



「…くそっ……俺があの時"決着"をつけてたら…！」



色素の薄い唇を血が出るほど噛み締める雪兎は何を後悔しているのか…



「誰でもいい…！ お願いだ！ ユキを、あの悲しい子を泣かせてやってくれ…！！」






雪兎の叫びのためか否か――――






『こんな"目"っ……！！』



ぐじゅり、不快な音が深々と雪降る校庭に響く

それとともにユキの頬に流れ落ちるあつい血



「ユ、ユキ！？ なにしてるんだい！！」



マーモンの悲痛な声が聞こえていないのか、ユキはその行為を止めない

数ヶ月前、彼女の愛弟子が人間道を開くためにしたことと同じ…

美しい薄青の眼球を取り出そうと深く指を入れる



「っ！ ユキ！！ やめてよ！！」

『こんな"目"っ…！！』



あつい目の奥でぶちりぶちりと血管が切れていく音がしてユキはひどく安心した



「ユキってば！！ ムッ、このっ、放せよリボーン！」

「…オレじゃねぇぞ」

「嘘をつくな！ 君が僕を掴まえて……なっ！？」



ユキの元へ飛ぼうとしたマーモンを押さえていたのは隣にいたリボーンではなく、無表情の白い人形だった

マーモンは唖然とした

だって、ユキは取り乱してるってゆうのに！ こっちの配慮はしていられない筈なんだ！ それなのに、僕が君のところへ行くって想定した上であらかじめ幻覚を潜めておくなんて…！！

でも、じゃあ…誰がユキを止めるんだよ！！



「なんとかしろよリボーン！」

「無茶言うんじゃねぇ」






――――吹き荒れる吹雪に人影がひとつ…

「むむー、シリアルが続くなぁ」骸「やっとこのpartの本題に入れましたね、師匠」「そだね。でもあと数話でこのpart6も終わっちゃうんだよねー」骸「それは…堕作者め、計算を間違えましたね」「罰としてアイス分捕ってこよーっと!」骸「では僕はチョコを」「「クフフ…」」→←「はろはろー」ディ「よっ!勉強頑張ってるか?」「全国各地でそろそろ受験が始まる頃だからね、今回は応援特集だよっ」ディ「じゃ、まずは面接からいくか!」「ん!面接って緊張する子もいるかもだけど…」ディ「試験官をモノに見立てたりとかどーだ?エンツィオとかな!」「ナッポーとかね!」ディ「あとは何かあるか?」「う〜ん…あ!緊張で試験官の目を見れない時はネクタイの結び目か鼻を見るといいよ!」ディ「相手はちゃんと目を見てるように思うんだな、なるほど」

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