転生したら三浦ハルの姉に!?・・・って ちょーモブだから出番なくね? part6

「来年の干支って何だっけ?」ラ「ランボさんだもんね!」ツ「羊だよ!! 似てるけどっ、ランボの髪型に似てるけどッ」「羊の方が可愛いしねー」ラ「ぴぎゃっ」ツ「地味にショック受けてる――!?」「あは、嘘だよー…ﾎﾞｿｯ)3割りがた」ツ「それってほとんど本音ですよね!!」「ホラ、ぶどうの飴あげるから機嫌なおしなさいな……ふっ、ちょろいちょろい♪」ツ「黒いですよユキさーん!!」 ページ24

ガッシャァ――――ン！！






「っ、な…んだあ"…！？」

「し、ろ…っ？」



とっつにゅ―――！！！

【あとで請求書を突き出されても文句言えねーぞ】

だだだっ、ダイジョブさ！



『はろー、武くん』



さーて、雨のリングは…あった！

良い子の刀小僧を先に解毒しちゃお

【…おまえって案外Sだよな】

フツーですー



『しばらくは体に熱が篭ってるだろーけど…ま、動けば治るよ』

「ハハッ…ありがとな、ユキさん」

『どーいたしまして』



【おーい？ 鮫が空気だぞー。熱で苦しがってんぞー】

…刀小僧と恭弥がクロームちゃんを助けに出て行ったらちゃんとやるよ、仕方ないな

【(あれ？ 鮫ってユキの彼氏……あ、ギリ破局だったか。ぶっ、ドンマイ！)】



「…ユキ」

『やっほ、恭弥。ちょっとおいで』



手招きして恭弥の頬、腕にペタペタと触っていく

【なにしてんだ？】

ん、止血

傷口の表面に微量の雪を覆わせて、怪我した箇所を凍らせてるんだ

凍傷するほどの量でも温度でもないから平気……だと思う

【うぉいッ】



『おっけー。悪いけど、体育館にいるクロームちゃんを助けてくれないかな』

「ユキさんの頼みだからな、了解したぜ！」

『さんきゅ』



勿論これは刀小僧へのお願い

恭弥は人数の多さに耐えられないだろうし…それに出血多量だからさ



『恭弥は無理しないこと。最終的には校庭で落ち合おう？』

「……わかった」

『お礼は…そうだな、おチビさんと戦わせてあげるよ』

「？ …誰だい？」

『六道骸♪』

「！ …じゃあね」



ウフフ、交渉成立！

【コイツ弟子を生贄にしやがったぁ――！！】



「…………」

『…………』

「…………」

『…………』

「…………」

『…………』



【沈黙ゥ――――！！ なっが！！】

だ、だって…！

何を言えばいいのか…！

【まずは解毒だろ……って、雨のリングはどーした…？】

…………やっべ、刀小僧に持って行かせちった☆

【持って行かせちった☆ 、じゃねーよッ！！】

うわああんっ！！ どーしーよー雪兎――！！ 鮫が死んじゃう―――！！！

【っちょ、落ち着けよ！！】



「……っ、ぅ……」

『！！』






ピコ―――ン！






そーだっ、有幻覚で雨のリングを創ればいいんじゃん！！

【精密さを特に意識しろよ。最悪、解毒されないなんてなっちまったら堪んねーからな】

わかってる！！






サアァァ…






「…っ、…？」



集中しろ、ユキ…！








カランッ

「伊達巻ィ―――!!!」ラ「エビーっ」イ「イ、クラ!」ツ「じゃあカマボコ!」リ「栗きんとんも忘れんな」奈「黒豆もねっ」「あとはー…」「「数の子ッ」」ツ「チビどもの目が輝いてる――!?」「歯ざわりがいいよねぇ…うん、頑張っておせち作らないと!!」→←「スクアーロに骸、ベルくん、恭弥かぁ…」ラル「何の話だ?」「霽月の作品でのヒーロー役だよ」ラル「ふむ…そういえば、噂で霽月がまた掛け持ちを――」「えええ!?またコッチとかが疎かになるじゃん!!ミーシャちゃんなんか最近めっきり見掛けないけど!?」ラル「落ち着けユキ。まだ未定だそうだが…どうやら次のオチ相手を読者に決めてもらってから書くらしいぞ」「ふーん…」「読者のみんなはどー思う?」ラル「意見は下のコメント欄にて待っている。頼んだぞ!」

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す