第194話 リーゼントの群れ ページ12
並盛トリオとリボーンくんとは暫くの談笑をして別れ、ハルの買い物につきあったりナミモリ―ヌでお喋りしたりと最愛の妹に振り回されたユキちゃんでっす！
あ〜、可愛い！ 尊い！ 最高ッ！
【デレデレすんな】
「あっ！」
『ん？ どうした？』
「ユキちゃん、未来でネックレスと大きな刀を置いていきましたよね。あれ、ハルのお部屋にあるんですが、今から取りに行きますか？」
ハルの部屋、だと……！？
これは行くしかないでしょ！
【オレの愛刀がデカいから隠しておくのも大変だったろうな……というかユキおまえ、スペルビ・スクアーロから貰ったネックレスのこと妹に言われるまで忘れてただろ？】
そそそっ、そんなことないし！？
「あのとっても素敵なネックレス、ユキちゃんの冬の空みたいな目によく似てますよね！ 恋人のスクアーロ
『そっ、そうなの、とても大事なものなんだ〜！ ハルが預かっててくれて安心したよ、ありがとう』
【おまえ……何に動揺してるんだよ？ 恋人の部分か、それとも大事なネックレスを忘れてたことか？】
わ、忘れてないってば！！
【嘘つけ〜】
うっ、うるさい！ 恋人ゼロのうさ公！
【その不名誉な呼び名はやめてくれる！？】
◇◇◇
愛しのハルのお部屋は女の子チックで可愛かったです！
実家で麗しの母さんとハグして元気をチャージして、並盛探索に再出発！
【父親は丁度仕事で残念だったな】
『ん？ あのリーゼントの群れは恭弥のとこの…』
前方に学ラン＋リーゼント集団を発見したよ。
ということは、近くに恭弥がいるってことかな？
「お疲れ様です、委員長！ この他校生は私たちが処理しておきますので」
「うん……それより君たち、なに群れてるの？」
塀に上って様子を伺うと、今にもトンファーを振るいそうな恭弥にリーゼント集団が面白いくらい一斉に顔から血の気を引かせていた。
【……ユキ、今日の装備は？】
うん？ 膝丈のワンピースにハイヒールだけど？
【ハイヒールで塀を登るんじゃありませんッ！！ 今まさに三浦ハルとの血の繋がりを感じたよ！！ つーかワンピースっておまえ、パンツ見えるだろッ！！】
セクハラ兎め。
「よっ、恭弥！ 怒ってやるなよ、こいつらはおまえのために待機してたんだぜ？」
「そんなことどうでもいい。僕の前で群れるなら咬み殺すだけさ」
『あはは！ 変わらないね、恭弥』
「「！？」」
第195話 弟分と失恋へなちょこ馬→←第193話 最愛の妹と並盛トリオ
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霽月(プロフ) - 緋雨さん» ありがとうございます!! お陰様でなんとか完結させることができました。いつもコメントありがとうございます。たまに番外編ものぞいてやってくださいね。これからも精進します!! (2019年8月30日 21時) (
レス) id: a6fc521fe8 (このIDを非表示/違反報告)
緋雨 - ハル姉 完結おめでとうございます！！ ユキちゃんとスクアーロの結婚式 読んでてとても面白かったです！！ 今までとても素敵なこの作品を書いてくれてありがとうございます！ お疲れ様でした！ (2019年8月30日 20時) (レス) id: abe5765737 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霽月 | 作成日時：2019年6月17日 23時
