【d!】ヘブンリーブルーの秘密【kn】【完結】 (ページ19)

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「チーノくんは元気にしてる？」

shp「元気にしていますよ」

「良かったぁ」

Aはチーノが元気にやってると分かると、ほっと胸を撫で下ろした。

kn「いつも同じ部署の大先生に絞られてるけどな」

「大先生…？あ、鬱島くんの事か」

shp「Aさん、大先生の事知ってるんですね」

「そりゃあね、鬱島くんは高校で有名だったからね」

なんや、大先生の事知ってたんか。
大先生は良い意味でも、悪い意味でも有名やったからな。

shp「Aさん、良かったらまたチーノに会ってやって下さい。視えるか分かんないですけど、助けてくれたお礼は言いたいと思うんで」

「うん、良いよ」

shp「ところで、Aさんはなんでコネシマさんの家に？」

「家族は誰も視えなかったから、コネシマくんにお願いしたんだ」

kn「成仏するまでの間っていう条件でな」

ショッピくんは「だから飲み会断るようになったんですね」と言った。

「たまには飲み会行って来たら良いのに」

kn「Aが家で待っとるのに、行くの悪いやろ」

shp「こういう事情でしたら、他の人らには黙っておきますよ。もちろん、チーノには言いますけど」

kn「そうして貰えると助かるわ」

ショッピくんは「じゃあ、そろそろ帰ります」と言いながら立ち上がった。