大好きなあなた【紫】 (ページ30)

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雨が止んだ静かな夕方

私も紫耀くんも今日はお休みなので、

ゆったりとした時間を過ごしていた

紫「なぁAってさ、インスタやってるの?」

「んー？やってるけど？」

紫「え、どんなどんな？」

「どんなって、別に普通だと思うっていうか、

特になんにも上げてはないよ。見る専ってやつ」

紫「へ〜そっか」

「なんで？紫耀くんはグループのあるけど、個人でしてたりする?」

紫「いや、この前な、みんなでインスタライブしてて、

そういえばAの知らないなーって思って!

俺は個人ではやってないよ」

「なるほどね〜

やりたくなったりしない？」

紫「んーー、するとしても俺も見る専？かな」

「そっか」

私は特に映えた生活なんかじゃないし

キラキラしてて楽しそうだなと思ったことはあるけど

私は私の世界でいる方が性に合ってるっていうか

普通の今が幸せならそれで良いかな

紫「嬉しいな〜俺とAだけが知ってる時間があるって、なんかいいよねー」^ ^

「うん、そうだね」^ ^

そう、こういう何気ない会話だけで十分。。

この時、私は全く知らなかった

これからどんなに大変な日々が始まるのか