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絶望_ジミン視点 ページ18

しばらくの間ベットの上でぼーっとしている。

気づけば鞄を持って家に帰ってきていた。

先生には「調子が悪いから帰る」ただそれだけ言って走って帰ってきた。

とにかく誰にも会いたくないんだ。

心が空っぽになったようなそんな感じ。

愛おしい彼女を思うだけなのに、どうしてこんなにも上手くいかなくて愛せない。

ジョングクと深くキスをするAを思い出す。

ジョングクと目が合った時、殴りたかった。

でも、出来なかった。

ジョングクの目は幸せよりも悲しみの色をしてた。

僕が心のどこかでずっと不安に思ってたことが現実に起きた。

ジョングクはAが好き。

僕と同じくらい愛してたんだ。

いや、今も愛してる。

だから…だからだ。

僕だけが独り占めしようなんて考えたから。

そんなこと考えなければ、ジョングクにあんなことさせずに済んだ。

そんなこと考えなければ、テヒョンは今頃まだ僕達と…

違う…

Aのそばにいれたんだ…。

黒幕のような_ナムジュン視点→←作者より



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作者名:たんぐん | 作成日時:2019年10月14日 11時

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