勘違い_ジミン視点 ページ1
今日は僕の誕生日。
だから家族で焼肉へ行った。
僕は少し早めに家を出て、自分への誕生日プレゼントとでも探そうとした。
誕生日は気分がいいよ。
でもそんな気分を打ち消された。
ソジュン先生とAが2人でアクセサリーショップにいるのを見た。
楽しそうだった。
2人は…付き合ってるの?
そんなラブコメじゃないんだしと思ったけど、僕にはそう見えた。
苦しかった。
最悪の気分のまま焼肉を食べて家に帰ってきた。
今も最悪だ。
むしゃくしゃしてる。
_プルルルルルルルルルル。
こんな時に誰?
_イ・A。
なんで…なんでよ…。
僕は出たくなかった。
でも指が勝手に出ていた。
ジミン「もしもし。」
A「もしもしジミン。今何してるの?」
ジミン「なんで?」
A「本当は明日渡そうと思ったけど…やっぱり当日がいいかなって。ほら、誕生日でしょ?」
_ドクンッ。
鼓動が大きく動いた。
そうだよ。
誕生日だ。
でも君のせいで最悪だし最高なんだ。
ジミン「プレゼント…買ってくれてたの?」
A「うん。今日買いに行ったんだ。ソジュン先生と。」
!
ソジュン先生と…あれは俺のプレゼントを買いに?
ジミン「どうして先生?」
A「前にジョングクの誕生日プレゼントを買いに行った時変な人に絡まれちゃって、その時に偶然先生が来て助けてくれたの。すごい相談にも乗って貰えたし、ジミンにも喜んで欲しかったから…またついてきて欲しいってお願いしたの。」
…馬鹿だ僕。
何勝手に妄想して最悪とか言ってんだよ。
ジミン「今どこ?」
A「この間の噴水の公園のとこ。ほら、映画の時の。」
ジミン「すぐ行く。待ってて。」
A「あ、うん。そんな焦らなくても。」
ジミン「いいから!」
僕は電話を切った。
本当に馬鹿なんだ。
今すぐ行って、早く行って、
Aに会いたい。
僕は走って家を飛び出した。
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作者名:たんぐん | 作成日時:2019年10月14日 11時