ピンチ ページ46
ジョングク「え?ジニヒョン?もしかして掃除ロッカーの中に!?」
ジョングクが開けようとするとユンギ先輩が行く手を阻んだ。
ユンギ「見たけどなんもなかった。」
すごい嘘つくじゃん…。
ジン「嘘つくなぁぁぁ!!」
_ダンダンダンッ!
ドアを叩く音と断末魔のようなオッパの叫び声。
ジョングク「や、やっぱいるじゃないですか!」
ジョングクが困惑した表情をうかべる。
でも一方ユンギ先輩は無表情だった。
ユンギ「いいかジョングク。お前が今聞いてるのは、掃除ロッカーの中に女を連れ込み内側からは出れないようにしていやらしいことをしようとした挙句泣かせた最低最悪のゴキブリの鳴き声だ。」
ゴ、ゴキブリ…!?
ジョングク「え?まさか…」
ジョングクが私の方を見た。
するとすぐに眉間に皺を寄せた。
ジョングク「A…泣かされたの?」
A「え、違うよ!これ別に」
ジョングク「ユンギヒョンやっぱりジニヒョン出しましょう。」
流石ジョングク!
分かってくれたんだ!
ジン「ジョングガァ!やっぱりお前は」
ジョングク「1回ぶん殴ってからじゃないと気がすみません。」
ジョングクが指をポキポキ鳴らしながらロッカーへ向かった。
何故かこれに関してはユンギ先輩は止めないで静かに頷いた。
全然分かってくれてなかったぁぁ…
A「ジョングクに違うってば!」
ジョングク「いいんだよ庇わなくて!こんな時にまで優しくなくていいんだよ!」
ジョングクは完全に頭に血が登ったみたいで思い切りロッカーのドアを開けると胸ぐらをつかみオッパを引っ張りだした。
怖い怖い怖い。
ジン「ヤー!!!話を聞いてよ!」
ジョングク「はぁ?誰がお前なんかの話聞くかよ。好きな女泣かされて黙ってる男なんていねぇだろ。」
好きな女…?
えっ?
いややめよう。
そこじゃない今は!
A「違う違うジョングク!オッパにはなんにもされてない!」
私は今にも殴ろうとしてるジョングクの右腕を抑えた。
ジョングク「…オッパ?」
…え?
ジョングク「殺す。」
ユンギ「行け。」
何故TT
A「ジョングク聞いて!私が忘れ物を取りに来たら、偶然カップルが大切な話するって来ちゃってとっさに隠れちゃったのTTそしたら、オッ…先輩が偶然にも閉じ込められちゃってて2人で閉じ込められちゃったの!!」
ジョングク「…本当に?」
ジン「本当本当本当!それは本当に!」
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作者名:たんぐん | 作成日時:2019年8月26日 22時