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東口について周りを探してみても、いない。
〈着いたんだけど、どこいる？〉
《〇〇像の前にいるはずなんだけど……。》
〈そっちかっっっ！！！！〉
不覚だった。
そう、我々のいる駅には2つ！！！ビックカメラがあるのである！！！
今俺がいるのは東口ビックカメラ前。
多分Aがいるのは西口ビックカメラ前なんだ。
いやこれは誰も悪くない。
強いて言うなら、電車で落ち合おうと無理にでも言わなかった俺が悪い。
Aが元々クソ方向音痴なのは分かってたんだ、
なぜ俺は止めなかった……。
〈うわぁ……やらかした〜。〉
《えっと、どうしたの？》
〈いや、なんでもない。もうちょいかかる！〉
《私もそっち行こうか？》
〈いや、ちがっ、ステイステイ！！！〉
Aが動き出した瞬間、もう捻れている事がもっとややこしくなって解けなくなる。
ステイ、と焦ったように言うと、電話越しから《私犬じゃないんだけど〜。》とケラケラ笑い声が聞こえた。
……よし。会ったらデコピンの刑だな。
笑い事じゃないんだよ！！！
来た道を戻ることに落胆。
それから電話を繋げたまま歩き出して。
《え！！え！！まって！！》
〈ん？どした？〉
《あの伊達工の鉄壁の髪茶色い人！！！彼女いる！！！え！可愛い！！！！！》
〈あ、そうすか。まてまてまて！！動くなよ？！〉
《うす！！！》
まさかの伊達工の鉄壁の片割れが彼女もち。
どうやらめちゃめちゃ可愛いらしい。
まぁそんなことはともかくなんだ。
やっと着いた西口。
遠かった。
実に遠かった。
○○像の前に行くと、ふんわりと女の子らしい格好をしたAが居た。
「やっと見つけたぁぁ……。」
肩をガシッと掴むと、『ごめんね。』と困り眉で微笑んできて。
可愛かったけど一応デコピンを食らわせる。
「どうやったらここまで迷えるの！」
『標識通りに行ったんですよ〜。』
「心配したんだからね。」
『うす、すいませんお母さん。』
標識通りに行ったらこんなに待ち合わせ場所と離れた場所に着くはずないのに。
それでも可愛いから許すとしよう。
んまぁ二度と信用して一人で行かせたりはしないかな。
電車で落ち合う。これ鉄則。
手を絡めて、歩き出す。
待ち合わせの時間とはだいぶ針が回った時間だったけど。
俺らのデートは、少し遅れて始まった。
東峰旭【狂愛】：だって君だから ※リク→←菅原孝支【純愛】：ステイ！
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絢(プロフ) - kanaさん» うわぁ、凄く嬉しいです！！！是非またリクエストしてください！ (2020年7月18日 7時) (
レス) id: 2021c6a537 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - リクエストに答えていただきありがとうございました！絢さんのお話,やっぱり好きです！^^*ありがとうございました！(*^^*) (2020年7月17日 9時) (レス) id: d202a80bf0 (このIDを非表示/違反報告)
- - はぁ〜。歌詞転載は著作権違法です。少しでもアウトですので…。犯罪は見逃せませんので違反報告します (2020年7月17日 3時) (携帯から) (レス) id: db94f04552 (このIDを非表示/違反報告)
絢(プロフ) - ARU052715さん» 了解です！ (2020年7月16日 7時) (レス) id: 2021c6a537 (このIDを非表示/違反報告)
ARU052715(プロフ) - 佐久早聖臣くんの純愛書い欲しいです！出来れば夢主と佐久早くんの現役高校生と成人した後の2作品書いて頂きたいです！ (2020年7月15日 9時) (レス) id: 7bbe3063b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絢 | 作成日時：2020年7月1日 7時
