まふまふの女版

女版。43 ページ44

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数分してから帰って来たまふくん。


私のケーキはもうお腹の中に消えていた。




「ごめんね？」


「ううん、大丈夫だよ！

ゆっくり食べてね。ケーキが勿体無いもん。」




ね？って言うと、まふくんはホッとして食べ始めた。


口に入れるたびに嬉しそうに笑う彼が、なんとも可愛らしい。




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まふくんもケーキを食べ終わって、今日の機材とか好きなアニメとか、そんな話をしていた。




「あ、ねぇAちゃん、」


「ん？」


「12月31日って空いてる？」


「空いてるよ！

そういえばまふくんたちは、カウコンするんだっけ？」




そらまふうらさかるすつきでするって、この前聞いた。


仲間とファンのみんなで新年を迎えるって、とっても素敵なことだなぁって思ったのを覚えている。


私も来年やりたいなぁ。




「そう！ それで、良かったら、ライブ見に来ません か…？」




オズオズとそう話し出したまふくん。




「え？！見に行っていいの？」


「もちろん！

この前はAちゃんのライブ見せてもらったし、今度は来て欲しいなって。」




えへへって恥ずかしそうに笑った。


そう言ってもらえるなんて、嬉しい。




「是非！見させてもらいたいです。」




つい敬語になってしまったけど、まふくんはそれを聞いて嬉しそうに笑った。




「僕、頑張るね！」


「うん！楽しみにしてる！」




まふくんがステージに立つ姿は初めて見る。


それを想像して、ついニヤニヤしてしまった。





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カウコンメンバーは話の都合上こちらで追加させてもらいました！ご了承の方お願いいたします。


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