異常愛【あんスタ!!】

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レオ「あ、そういえば！
今週末Knightsのレッスンがあるんだけど、あんずが来れなくてさ。お前に頼みたい！！ 」






『え、私が…？』







レオ「あぁ、お前にしか頼めないからな！」










＿Knights



昔、あまりテレビを見ていなかった私でも知っていた有名なユニットのひとつだった。


騎士道の精神でお姫様を護る…がコンセプトの大人気ユニット。


そのため、プロデュースはいつもあんず先輩がやっていた。


なのに、まだまだ下っ端な私がプロデュースをしていいのだろうか？


私はよく、アイドル達やあんず先輩、関係者さん達に"頑張っているから大丈夫"そう褒めて貰えることが多い。




…けれど、私はそうとは思えないのだ。





だって、私はそんなに綺麗な女の子なんかじゃないから。第1、皆がおかしくなったのも私のせい。


アイドルには歪んだ感情なんて必要ないのに、そんな感情を与えてしまったのも私。


その上、努力で何とかなる世界だったらあんなに辛い思いはしてきていない。
いじめの標的だった私はそれを一番に分かっているつもりだった。



もう、自分の顔が、性格が、言動が、全てが鬱陶しかった。



私はお姫様なんかじゃない。









そう言って、本当の私が出せたらこんな歪んだ関係からも逃げれたのかもな、なんて。






















レオ「…あ、言っとくけどプロデュースでも必要最低限、おれ以外と話すなよ？







じゃないとおれ、嫉妬でお前殺 しそう！」


















そう、明るく言う月永さんを見て、私は黙り込むしかできなかった。



周りにはもう誰もいなくなっていた。



元からそんなに人通りの多い廊下じゃなかったから当たり前ではあるんだけど。












レオ「…じゃあ、プロデュースの件よろしくな！
プロデューサー！」



















＿あとさ。

お前、天祥院のとこ行ってただろ。
行くなって行ったのにな。



















去り際、そんな声が聞こえた気がした。



















レオ「お前はおれを裏切らないでくれよ？お姫様。」















月永レオ・ヤンデレ度★★★★★

A＝おれだけのお姫様。
最近ぽっと出の奴らもAのことを好きになり始めてて激おこ。とっとと監 禁するべき？うーん、悩む！インスピレーション力を貸して！(？)
超独占型。

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