【イナGO】ウィンディーネ【海王学園】

Story10 ページ12

善峰side




善「((ﾌｱｧ」



海「結局善峰4時間まるまる寝てたじゃん！」



うるせぇ



凪「まあ…漣さんに教科書見せたのは意外だったけどね…(笑)」



湾「ん？漣さんって誰だ？」



海「今朝グラウンドにいた子だよ」



湾「は！？あいつ1年だったの！？」



4時間目が終わってすぐ教室を出た俺らはいつもの溜まり場の屋上に来ていた



浪「…1年であの実力か…」



船「あいつってシード…とかじゃないのかな？」



湾「それはねーだろ。女のシードとか聞いた事ねぇ」



サッカー部は色々と怖がられてるから食堂に行ったところで居ずらいのは目に見えてる



だから俺らはいつもこうやって昼を持ってきて屋上で食っていた



漣水蓮……正直苦手な部類の人間だ。



ニコニコして何考えてるか分からないし遠回しに伝えようとするしで…でも




ーーーー『いえいえ〜』




あの時答えを教えたのはなんだか意外だった



凪「…？善峰どうした？」



善「ん？あぁ…そういやあいつ、数学の時間に中3レベルの問題5秒で解いてたなって…」



海王ー善「5秒！？」



深「中3の問題は中１とは比べ物にならないぞ」



いやそれは俺も知ってんだよ



善「んで隣のヤツに教えてやってたなーって」




湾「はー？？天才かよ」



天才…なんだろうな多分


教科書なんて1回見たらもう見てなかったし



海「…あれ？俺達次の時間なんだっけ」



凪「え？えっと…」



.




.




.




『体育ですよ』

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凪沢渚

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