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番外編〜お盆5〜 ページ17

真っ赤な夕焼け。ちょうどいい時間帯だ。マッチを擦り、火をつける。

マッチをちょっと下に傾けると、火が長持ちするとママが言ってたっけな。

思わず、これから迎える人のことを考えてしまう。去年まで、一緒にいたのになぁ。未だに実感が湧かないな。

パチパチ、といい音を立てながら燃えている。皆でしゃがんで眺める迎え火はちょっと不思議だ。


『皆さんは誰を迎えるんですか。』

明「母ちゃんを迎えるんだ。今年が始めて。」

『私も一緒です。両親が今年始めてなんです。あ、あとおじいちゃんも。』

吹「僕は、特にいないかなぁ…何となく来たんだ。」

野「僕も、特には居ないよ。何となく、だね。」

西「野坂さんに着いてきただけだ。」

光「俺は、お父さんと兄ちゃんです。あ、さっきも言いましたね。」

『お迎えするのは6人、ですか。やっぱり怪奇現象が起きまくりそうです。』

野「西蔭、その時はよろしくね。」

西「はい。野坂さんの為なら。」

西蔭先輩はどう対処するつもりなのだろう。

明「俺は知ってる人だったらいいよ。知ってたら、怖くない。」

ニッとした明るい笑顔で言う。確かに、知ってる人だったら怖くないかも。

燃やす量が少なかったからか、数分で燃え尽きた。

吹「あ、消えた」

野「思ったよりも速いね」

吹雪先輩と野坂先輩は黒焦げのかんばを興味深げに見ている。そんなに珍しいのか。

バケツで湖の水を汲み取り、黒焦げになったかんばにかける。

吹「来た」

明「え?」

見ると、吹雪先輩の足元まで水が来ていた。

『わっ、すみませんっ』

勢いと量が多かったようだ。慌ててバケツを水平にする。

吹「このくらい、平気だよ。」

吹雪先輩は少し下がった所にまたしゃがんだ。申し訳ない。

光「あっ」

一星が何かが分かったような顔をする。

野「どうしたんだい?」

光「A、さっき方言言ってたんですよ。その方言の意味が分かんなくて…

それが吹雪さんの今言った言葉だったんですよ!」

一星の目が輝いている気がするのは私だけだろうか。

明「Aの方言?え、聞いてみたい!」

明日人先輩の目も輝いている。これは確信が持てる。

野「Aちゃん、言ってみて。」

こちらを振り返り、爽やか皇帝スマイルをしてきた。失礼だけど、私には腹黒皇帝スマイルにしか見えない。

皇帝スマイルの後ろに、西蔭先輩の圧。言え、と二人の顔がそう言っている。


恐ろしい。

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作者名:れるれる(現.本垢) x他1人 | 作成日時:2019年7月31日 1時

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