ただでは起きない紅一点！ ページ34
集合場所について、しばし照明確認で待ち時間ができた時に、今日の目的についてスタッフさんに聞いてみた。
A「今日これから何するんですか？」
「それは…これから発表します♪」
言わない…怪しいなぁ〜…。
ロケが再開しハルトが指示書を読み上げる。
hr「トレジャーヨロブン。……わぁ〜………」
ms「どうした？読めないの？(笑)」
怖すぎて読めないらしいハルトの代わりにジフニオッパが読んだのは…
jh「これから行くゾンビハウスにある宝物を集めて大きなトレジャーマークを完成させなさい……」
は？！
無理に決まってんじゃん！
どう考えても無理なんだけど…。
順番決めのため待合室に入るとたくさんのスタッさんがいて少しだけ心強いけど、これからのことを思うと居ても立っても居られない！
A「一応確認なんですけどぉ〜…カメラさんが横についてきますよね？カメラさんと手つなぐのありですか？」
「いいえ♪」
A「え、でも危ないじゃないですかー。だから私のときだけでも…女の子だしぃ〜」
「みなさんセルフでお願いします♪」
A「いやいやいやいや！
あの〜…。私暗いと何も見えなくなるんですよー。だから暗いのはやめてもらいたくてー。
例えばだけどー。小さい懐中電灯持たせてくれるとかぁ〜」
「そういうのは特に考えていませんね♪」
A「でも、ほんとに鳥目でなんにも見えないから〜。きっと全く歩けないし〜。全然おもしろくないＶになると思うんですよ〜…」
「Aさん、色々言ってもだめです(笑)
そんなに怖くないから頑張ってください♪」
A「え？今おっしゃいました？そんなに怖くないって言いましたよね？
因みにその怖くないの基準て誰基準ですか？全国怖い怖くない判定協会みたいなものが存在します？！」
「……………ハハハ…
ほんとに安全なので…(笑)」
A「じゃあ、じゃあ、じゃあ、私がもし怪我したりでもしたらどうします？
暗くて段差でころんで頭打つかもしれないし、前に倒れて前歯が折れるかもしれない！！」
「………あの……(困)」
jh「A、いい加減にしなさい(笑)」
A「だってーオッパ〜(泣)」
jk「大丈夫！オッパが助けにすぐに飛んでいくから！！安心して♡」
A「ううん。一緒に行こ(泣)」
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作者名：tumetume | 作成日時：2022年6月11日 11時
