沼オチVS紅一点 ROUND2 ページ28
ハルトside
昼間のミドリフとやらの腹出しシャツからのへそピ案件。
そのメンバー会議でリビングに招集された俺たち。
それぞれ意見を述べてはいるが…
本気でAを心配しとるのはジョンウと俺だけみたいやな。
へそピて…
そんなん着けたら衣装そんなんばっかりになるで？
何が悲しくて好きな女の腹、他の男共に見せなあかんねん！
A本人はノーテンキにやった〜！許可がおりた〜♪なんて開ける気満々やけど。
そんなのあかんよ。
会議の後ジュンギュヒョンと寛ぐAの手を引き俺の部屋に連れて行くと、丁度ヨシくんが部屋を出るところやった。
ヨシくんはAの好きなように…って考えやから、おらんならその方が説得しやすい。
取り敢えずベッドに座らせて、今は特にあかん！とへそピをやめるよう説得を始める。
俺も少し前に開けようと思うたことあって色々調べてん。
そしたら、まず「激痛」って書いてあって速攻やめたw
しかも開けたあと、しばらく激しい運動したらあかんて。
どこまでか知らんけど…
小さい頃からダンスしてきて、練習生になってからそして今も、ダンスし続けてる俺には開ける機会がないなぁと思って諦めた。
今はデビュー曲の振り入れ始まっとるし。基礎練だけでも中々ハードやのに…
間違って引っ掛けたりしたらそれこそ大変や。
そう伝えると、俺の心配が伝わったのか「やめる」と言うAに安堵して…
思わずその身体を抱き寄せる。
あぁ…無意識//
A『心配してくれたの？』
そう言って俺の顔を見上げるから…
その上目使いに赤面しそうになって「別に」って顔を逸らす。
こいつ…
全然分かっとらんな。
世の男はみんな狼で変態やねんから！
気をつけなダメやろ！
そう言うたら…俺も変態やって言われて思わず抱き寄せていた手を離す。
俺は…変態やない！
hr『俺は男やけど変態やない！へそピ止めたやろ？！
俺はただ…
他の男に腹見せて欲しく無いだけ！』
A『え？！
何今の？
どういう意味？』
あ、しもた…
hr『あー…(汗) メンバーやから心配すんのは…当たり前…』
A『なーんだ。
メンバーだから当たり前か…
Aのこと好きだからかと思った…』
は？…
バレてる？
そらそうか…キスしとるしな…
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作者名：tumetume | 作成日時：2022年6月11日 11時
