61話 ページ1
リヴァイside
何事もなく、壁外調査が終わると思っている所で、巨人達からの奇襲を受けた。
エルヴィンが指示を出し、陣形に展開して俺たちの班も、巨人を討伐した。
だが、思っているよりも状況は最悪だ。
奇襲によって、陣形はバラけているだろうし、何より巨人の数が多すぎる。
そこで、班に他の班の奴らを支援するよう指示した。＿＿＿その際、A1人を左翼後方に行かせる決断をして、指示を出した。
勿論、ペトラ達は動揺し、反対している。
だが、今はコイツの力を信じるしかねぇんだ……!!
何とか、説得(？)し、ペトラ達はそれぞれ指示した方向へと馬を走らせた。
だが、俺はその場から動けずにいる。
自分が指示を出しといて、まだ迷っているんだ。
イザベルとファーランの時も、俺が大丈夫だと思い込んでしまった所為で、殺してしまったからな……
そして、俺はAを抱き締めた。
俺が思っていることを伝えると、Aは抱き締め返してくれた。
人の温もりを感じたのは、何年ぶりかと思いながら。
そろそろ……と思い馬に乗った。
すると、俺の言動を気にしたのか、マントを交換しようと言い出した。
また、合流した時に返すと言って。
俺は、素直に悪くないと思い、マントを交換した。
そして、すぐさま馬に跨り、走らせた。
決心が鈍らないうちに……
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
すみません、会話無しですね……( -ω- )
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作者名：月下誠 | 作成日時：2019年8月21日 19時
