16話 ページ17
貴女side
貴「それじゃあ、全部話すと長くなっちゃうから、少し省略して話すよ。」
緑谷「……え。あぁ、うん。」
ｵｰﾙﾏｲﾄ･尚虎･貴「(大丈夫か/な……)」
未だ、緊張しているのか反応が遅い出久。まぁ、大丈夫だろう。
貴「簡単に言うとね、お父さんとオールマイトは親友みたいな関係なの。まぁ、それだけで私が知れる訳ないんだけど。
……出久、オールマイトが負った傷。何年前か知ってる？」
緑谷「あ、うん。5年前……だよね？」
貴「そう。……実はね、その5年前の事件。私も立ち会ってるの。あぁ！立ち会ってるのは、治療の時にね！……5年前。9歳の時、私はヒーローに保護されてたの……」
緑谷「ｯ!?何で…！」
貴「何でかは言えない。私の過去は簡単に人に話していいものでは決してないから……でも、これだけは言える。……苗字で疑問に思う事。ない？」
緑谷「え…苗字……あ!!此処は、天橋財閥の家だよね！なのに、Aちゃんの苗字は操狐……」
貴「そう。私は、養子としてこの家に居るの。ヒーローに保護されて居た後に、此処に引き取られた。
あぁ、少し話がズレたね。
それでね、私が此処に来た日と同じ日、オールマイトが敵と交戦し、重症を負った。私は、"個性"で治癒したの。それでだね、秘密を知ったのは。」
話終わると、しばらく沈黙が続く。
緑谷「解ったよ。」
貴「解ったって……」
緑谷「そのままだよ。Aちゃんがオールマイトの秘密を知った理由。それだけ。それと、Aちゃんの過去は無理して話さなくて良い。……教えてくれてありがとう。」
尚虎･ｵｰﾙﾏｲﾄ･貴「ｯ!」
出久の優しい言葉に、涙が出そうになるがグｯと堪える。
尚虎「ほぉ、こりゃあいい男だな。A。お前、この子と((｢変な事言わないで。｣ｽｲﾏｾﾝ」
ｶﾞﾁｬ
命凪「終わったようね。」
貴「お母さん……聞いてたの？」
命凪「えぇ、途中からね。話を中断させるのも悪かったから。」
貴「ありがとう。あ！そうだ！出久！折角、No.1とNo.2のヒーローが居るんだから、色々聞いてみたら？」
緑谷「えぇ!?良いのかな……」
尚虎「俺は別に構わないぞ。なんせ、将来ヒーローになる子だ。話してもいいだろ。時間もあるしな。」
その後は、楽しく5人での時間を満喫した。
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茶屋の餅(プロフ) - 星夜覇月さん» 楽しみにしてます!(*´∀`*) (2019年9月12日 22時) (
レス) id: 54cb780a80 (このIDを非表示/違反報告)
星夜覇月(プロフ) - 茶屋の餅さん» あぁぁ、ありがとうございます！！初コメントッ！そんなお言葉を頂いたからには、これからも投稿頑張っていきます！！ (2019年9月12日 20時) (レス) id: eec7854c05 (このIDを非表示/違反報告)
茶屋の餅(プロフ) - 狐という名前があるタイトルに惹かれてきたら面白い内容で、続きが気になります!投稿頑張ってください! (2019年9月12日 19時) (レス) id: 54cb780a80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月下誠 | 作成日時：2019年8月16日 21時
