フード被りの天才少女は夢ノ咲学院へ転入してきました (ページ23)

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ピンチページ23

貴女side

こんにちは読者の皆様。突然ですが、俺、永瀬翔(碧柳A)にはある悩みがあります。

それは、

月永｢おーーい!!翔ー！来たぞーー!!｣

はい。お分かりいただけたでしょうか。

悩みの種は、この人。月永レオです。

Knightsプロデュースをしてから、約1ヶ月。

毎日の様に、教室に来ては絡まれる。

何でだろ…よし。聞いてみよ。

貴｢そういえば、月永君は何で俺んとこ毎日来るの？｣

月永｢それはお前がきにったからだ!!それに、何か俺に似たオーラを感じる!!｣

貴｢月永君と似たオーラ？……変人オーラ？｣←

月永｢うん。多分そうで違う。｣←

貴｢いやどっち。｣

うん。本当にどっち。

あと、泉怖い。

眼力がｯ！

そんな感じで、月永君と同じように皆とは仲良くやってる。

prrrrrrrrｯprrrrrrrrr

ん？あ、怜治からだ。

貴｢ごめん電話出てくる。｣

月永｢おう!!分かった!!｣

一言かけて、早足で人気ない所まで来る。

ﾋﾟｯ

貴｢もしもし？｣

怜治《お～、急に悪いな。実は、大変な事が起きた。》

貴｢……切っていい？｣

怜治《なんでだよ。切んなや。あ、で大変なことって言うのが、お前の正体バレるかもあと少しで。》

貴｢(ꐦ°᷄д°᷅)ｱ?｣←

怜治《俺に怒んなよ。どっからかはわからんけど、情報が漏れたらしい。もうフードの意味なくなるぞ。》

貴｢いやいや怜治クン？君、小説の題名知ってる？｢フード被り～｣が入ってるんよ？え？フードこんな早くとったら、題名変えなくちゃいかなくなるじゃん!!｣

怜治《メタ発言すんな!!兎に角、いい機会だろ？フード取って、正体隠さず普通の学校生活おくれ！じゃあな!!》

貴｢…泣きそう。｣

怜治《泣くなや。がんば。》ﾌﾟﾂ

切れた。

キレる。

どうしよ。

はい。人生最大のピンチかもしれません。←